『THE MERRY WIDOW』のストーリーは一言で言うと、「ダニロとハンナが寄りを戻す」話である。←我ながら身も蓋もないな(^^;)
以下、ネタバレを含みます。
観劇ライフを綴っています
『THE MERRY WIDOW』のストーリーは一言で言うと、「ダニロとハンナが寄りを戻す」話である。←我ながら身も蓋もないな(^^;)
以下、ネタバレを含みます。
月組『THE MERRY WIDOW』は、主演の専科・北翔 海莉を星条 海斗と凪七 瑠海が支えるというピラミッドがしっかりしていて、娘役もみんなそれぞれに個性を発揮していて、下級生達も伸び伸びしていた。
ダニロ@北翔 海莉は、ポンテヴェドロ王国からパリに赴任し、いきつけであるパリのキャバレー・マキシムに向かう。♪さあ♪ 行こう♪ マキシム♪ 夢の世界 ♫ロロ ドド ジュジュ ♫フルフル クロクロ マルゴー!
Maxim’sの歌には、踊り子達の名前が、リズミカルに入っていている。最初はフランス語?と思ったのだが、パンフレットを見てパリ娘達の名前だと気付いた。【→カタカナで歌うオペラ・アリア】 マキシムでは、ボーイと踊り子達のカンカンが賑やかに華やかに繰り広げられている。カンカンのBGMは、誰でも一度は聞いたことがあるであろうジャック・オッフェンバックの「天国と地獄のギャロップ」【→Youtube】。跳んだり跳ねたり、側転前転、リフトに足あげ。躍動感が溢れていて楽しい!! 踊り子たちの衣装は胸元に黄色のリボン飾りを施した白い上衣に、青いスカート。たっぷりのふりふりペチコート。めっちゃ愛らしかった。※
※マキシムメンバー
ボーイ達:マヌー(貴千 碧)・ジロー(隼海 惺)・チボー(朝美 絢)・トニー(夢奈 瑠音)・ルノー(蓮 つかさ)
踊り子達: ロロ(玲実 くれあ)・クロクロ(風凛 水花)・ドド(楓 ゆき)・マルゴ(叶羽 時)・ジュジュ(桜奈 あい)・フルフル(海乃 美月)
専科・北翔 海莉主演 月組公演『THE MERRY WIDOW』。北翔 海莉と星条 海斗と凪七 瑠海の3人で、月組の若手を引っ張っていて、組子たちも楽しげだった。咲妃みゆは感情表現が豊かで、顔や手だけではなく、全身を使って喜怒哀楽を表現していた。キラキラしていた。彡☆
『メリー・ウィドウ』は、フランツ・レハール作のオペレッタである。オペレッタは日本語では喜歌劇と訳されていて、コミカルで楽しい音楽劇が基本のようだ。『メリー・ウィドウ』は、ウィーンでは年末恒例の演目で、「陽気な未亡人」を指す(原題はドイツ語『Die lustige Witwe』)。
本公演は北翔 海莉の歌唱力・演技力・ダンス力(←というのか?)で勝負!の演目で、とにかく北翔 海莉が大活躍。舞台に立つことを思う存分楽しんでいた。公演中の音楽は原作のものをアレンジして使っていて録音のようだったが良い演奏だった。聴き応えがあった。Maxim’sの踊り子に扮した月組生達がカンカンを踊りまくるのも華やかで楽しい。ストーリーはですね、ちょっと突っ込みどころはあったけれど………いいのだ!楽しいは正義!←(^^;)
前楽の『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』『Fantastic Energy!』を2階B席で観劇。
新作の『ルパン』を、開演2日目に観た時は、個々人の巧さが目立っていたが、1か月近く経つと演者同士の間合いやセリフのテンポが揃い、物語の流れの中で強調されるべき所がきちんと強調されるようになった。舞台としての質が安定して、ストーリーが理解しやすくなった。2階席からだとスポットライトを浴びて踊るルパン+ルパンの影(コロス)の姿がよく見えて良かった。
『Fantastic Energy!』は、相変わらずハードでパワフルなショー。テーマソングが耳に残る。
本日の千秋楽おめでとうございます。越乃 リュウ組長、こころさん(妃鳳 こころ)、みつこさん(紗那 ゆずは)、お疲れ様でした。東京公演も順調に運びますように。
28日(日)15時公演を観劇しました。大劇場はほぼ満席で、わたしの前後は男性の二人連れ。前の列の男性2人は、『ルパン』が終わったら帰ってしまい、後ろの列の男性2人は、『ルパン』が終わったら、「え、ここで終わり?帰るの?」とキョロキョロしていたので、明らかに一見さん。ミステリマガジンあたりから情報を得てきたミステリ系の人かなと推察しました。
さて、公演は中日も過ぎ、演者も落ち着いて演技しているのが窺える。龍真咲は、アルセーヌ・ルパンという役を手中に収めたようで、安定の怪盗紳士ぶりを発揮していた。愛する人の前では狼狽えたり、心配したりという素顔を覗かせるが、それ以外の人間には重々しく相対する、というギャップも醸しだし、シリアスな舞台で、華やかな魅力を発揮している。
レヌル大公令嬢カーラ@愛希れいかには、4人の後見人がいる。アルベール・ド・サブリー@龍真咲、ヘアフォール伯爵@美弥 るりか、ドナルド・ドースン@凪七 瑠海、ウィリアム・ロッジ@煌月 爽矢である。アルベール・ド・サブリー@龍真咲はアルセーヌ・ルパン本人。ヘアフォール伯爵@美弥 るりかとドナルド・ドースン@凪七 瑠海は、ストーリー上で重要な役割を担う。
[Zuka] 2013年月組『Fantastic Energy!』/『ルパン』(1)
■ミュージカル 『ルパン -ARSÈNE LUPIN-』各キャストの感想
タカラヅカ版『ルパン』のストーリーは、原作にほぼ忠実に作られている。正直に言うと、タカラヅカ版の方が、”アルベール・ド・サヴリー大尉”ことアルセーヌ・ルパンの好感度が高い。