[Zuka] 星組『龍の宮物語』(1)

指田珠子氏のバウホール・デビュー作で、瀬央ゆりあ2度めの単独主演公演となった音楽奇譚『龍の宮物語』。夜叉ヶ池の伝説と浦島太郎伝説に着想を得た、幽玄の異世界譚。繊細に織り上げられた珠玉の物語を星組30名が舞台上に具現化。

ストーリーの流れ、感情の流れがシンプルで齟齬がなく、物語を創る設定と世界観ががっちり構築されているために、キャストが動きやすそうに見えます。舞台が開幕してすぐに、指田先生が傾倒する伝説に着想を得て世界観を丁寧に構築し、細部まで脚本を練られたのであろうと、判りました。

2度めの単独主演となる瀬央ゆりあと、ヒロイン有沙瞳の二人に、天寿光希、天華えまという新・星組の柱となるメンバーが頼もしかったです。一番、お上手だったのは美稀千種副組長でしたけれどね!

指田先生、宝塚バウホールデビュー、おめでとうございます。

第一幕の第一場序奏は伏線なので、見逃すなということで(2)に続こうかな。
12/3(火)14時30分公演観劇。

龍の宮物語ポスター

夜叉ケ池伝説は泉鏡花の戯曲でも取り上げられており、その泉鏡花の『夜叉ヶ池』を漫画化したのが波津彬子。→『波津彬子選集 1 鏡花夢幻』ソノラマプラス [公式ためし読み]

本作で、池の底に住む異形たちが、妙に明るくちぐはぐなテンションとふとしたきっかけで魔物の顔になるとこまで、波津彬子の描く異形たちのイメージに近しくて、指田先生GJ!と思いました。

[Zuka] 星組『ロックオペラモーツァルト』(1)

フレンチ・ミュージカル
『ロックオペラ モーツァルト』

The Musical ≪Mozart, l’opera rock≫
Produced by WAM PRODUCTIONS
International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce, info@glorganisation.com
潤色・演出/石田 昌也

礼真琴様、舞空瞳様。星組新トップコンビお披露目おめでとうございます!!

プレお披露目公演は、ドーヴ・アチア氏の脚本・作詞・作曲のフレンチ・ミュージカル『ロックオペラ モーツァルト』。宝塚版の潤色・演出は石田昌也先生。

この組み合わせは、珠城りょうのトップスター・プレお披露目公演『アーサー王伝説』(2016年、月組)と同じですね。

11月23日(土)16時30分公演と26日(火)16時30分公演(e+貸切)を観劇しました。『1789』好きとしてはアチア氏の作品を見れるのは嬉しい。

ロックオペラ モーツァルト@梅芸メインホール
ロックオペラ モーツァルト@梅芸メインホール

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[Zuka] 星組大千秋楽~星のうえでふたり~紅ゆずると綺咲愛里の卒業

紅ゆずるが、綺咲愛里とともに宝塚歌劇を卒業する。退団同期は如月蓮、麻央侑希、蓮月りらん。

昨日、台風19号の影響により11時公演とサヨナラショーのある15時30分公演が休演となり、本日の千秋楽の上演も懸念されましたが、無事に定刻通りに開演できそうで喜ばしいです。

各地で台風19号による影響が出ており、舞台にあがる組子の中にも、支えるスタッフ運営側にも、千秋楽を見送るファンの中にも、出身地や縁のある土地が気にかかる人がいるとは思います。

これ以上、被害が大きく広がらないよう願いながら、

宝塚歌劇でしかできない、ひとときの夢を描き、明日への希望を歌い上げてください。

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[Zuka] 星組『GOD OF STARS-食聖-』(2)ひとつの夢の完結

紅 ゆずる・綺咲愛里の星組トップコンビの退団公演となる星組大劇場公演千秋楽おめでとうございます。

紅さん、あーちゃん(綺咲)、れんれん(如月蓮)、まおくん(麻央 侑希)、りらんちゃん(蓮月 りらん)、ご卒業おめでとうございます。

5月28日付け退団の音佳 りまちゃんもご卒業おめでとうございます。

星組の皆様、スタッフの皆様、千秋楽おめでとうございます。素敵な公演をありがとうございました。ほんとに幸せで、泣き笑いの公演でした。ありがとう。

東京公演まで、わずかな休養期間ですが、体と心のメンテナンスができますように。紅さんのディナーショー、あーちゃんのミュージックサロン出演者の皆様は、がんばってくださいませ。

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[Zuka] 星組『GOD OF STARS-食聖-』(1)完全なる当て書き

開幕前、紅さんはインタビューで主役のホン・シンシンを指して、「これがはまり役ってどう? って思う性格の悪さ。ここにきて、私、え? そんなんなん? って(笑い)」と答えて笑いを取っていたが、幕が開いてみれば、うん、ホン・シンシンは紅ゆずるだからこそ主役として成り立つ!と、このキャラクターを造形した演出家の小柳奈穂子紅ゆずるに賛辞を送りたい気持ちになった。

私らしく終わる 笑って「じゃあね~!」/紅ゆずる
(日刊スポーツ / 2019年7月11日)

キャトルレーブ宝塚店

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