[Zuka] 星組『ロックオペラモーツァルト』(3)その男モーツアルト

星組新・トップコンビ、プレお披露目公演『ロックオペラモーツァルト』千秋楽おめでとうございます。

昨日のライブビューイングがMY楽でした。
梅田芸術劇場での初見から全体の進化が著しかったです。

礼真琴・舞空瞳コンビの星組には期待しかないのですが、トップスター礼真琴に望むことがあるとしたら、自らの課題と向き合いつつも、周りを見て組子を育てて包容力のあるトップスターになって欲しいということです。私の知っている星組の元トップスターは、柚希礼音も北翔海莉も紅ゆずるも、そうやって組を育てて、次世代に引き継いで卒業していきました。組替組も含め、他組のよさも取り入れた新星・星組を期待しています。

舞空ちゃんは主席入学の優等生で弱音を吐きにくい立場と思いますが、宝塚舞踊会でめちゃめちゃ緊張していて、あらって思ったこともあり、万里柚美組長始め、星組の上級生の娘役さん達に学んで、Go Beyond the Limit!!の礼真琴についていってください。

ひゅー!!新星星組も楽しみです!!

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[Zuka] 星組バウ『龍の宮物語』(3)

12月9日(月)に千秋楽を迎えました宝塚バウホール公演『龍の宮物語』。千秋楽おめでとうございます。瀬央さん2度目のバウホール単独主演公演、おめでとうございます。有沙瞳ちゃんも陰影のくっきりしたヒロイン玉姫でした。おめでとうございます。キャストの皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。

3日14時30分公演を観劇してブログを書き、6日14時30分公演が2度めの観劇でした。2度めのラストは虚無ではなかったので、初見時の感覚を反芻したりしていたのですが、キャストの感情は日々変動し、進化していったんだろうなと思ったりします。

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[Zuka] 星組バウ『龍の宮物語』(1)

指田珠子氏のバウホール・デビュー作で、瀬央ゆりあ2度めの単独主演公演となった音楽奇譚『龍の宮物語』。夜叉ヶ池の伝説と浦島太郎伝説に着想を得た、幽玄の異世界譚。繊細に織り上げられた珠玉の物語を星組30名が舞台上に具現化。

ストーリーの流れ、感情の流れがシンプルで齟齬がなく、物語を創る設定と世界観ががっちり構築されているために、キャストが動きやすそうに見えます。舞台が開幕してすぐに、指田先生が傾倒する伝説に着想を得て世界観を丁寧に構築し、細部まで脚本を練られたのであろうと、判りました。

2度めの単独主演となる瀬央ゆりあと、ヒロイン有沙瞳の二人に、天寿光希、天華えまという新・星組の柱となるメンバーが頼もしかったです。一番、お上手だったのは美稀千種副組長でしたけれどね!

指田先生、宝塚バウホールデビュー、おめでとうございます。

第一幕の第一場序奏は伏線なので、見逃すなということで(2)に続こうかな。
12/3(火)14時30分公演観劇。

龍の宮物語ポスター

夜叉ケ池伝説は泉鏡花の戯曲でも取り上げられており、その泉鏡花の『夜叉ヶ池』を漫画化したのが波津彬子。→『波津彬子選集 1 鏡花夢幻』ソノラマプラス [公式ためし読み]

本作で、池の底に住む異形たちが、妙に明るくちぐはぐなテンションとふとしたきっかけで魔物の顔になるとこまで、波津彬子の描く異形たちのイメージに近しくて、指田先生GJ!と思いました。

[Zuka] 星組『ロックオペラモーツァルト』(1)

フレンチ・ミュージカル
『ロックオペラ モーツァルト』

The Musical ≪Mozart, l’opera rock≫
Produced by WAM PRODUCTIONS
International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce, info@glorganisation.com
潤色・演出/石田 昌也

礼真琴様、舞空瞳様。星組新トップコンビお披露目おめでとうございます!!

プレお披露目公演は、ドーヴ・アチア氏の脚本・作詞・作曲のフレンチ・ミュージカル『ロックオペラ モーツァルト』。宝塚版の潤色・演出は石田昌也先生。

この組み合わせは、珠城りょうのトップスター・プレお披露目公演『アーサー王伝説』(2016年、月組)と同じですね。

11月23日(土)16時30分公演と26日(火)16時30分公演(e+貸切)を観劇しました。『1789』好きとしてはアチア氏の作品を見れるのは嬉しい。

ロックオペラ モーツァルト@梅芸メインホール
ロックオペラ モーツァルト@梅芸メインホール

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