[Zuka] 雪組『ファントム』~痛みの物語

『ファントム』13日13時SS席と19日13時S席下手で役替わりA日程。13日は友の会がお友達になってくれたSS席でした。生の舞台で『ファントム』を観るのが初めてで、あらすじは予習していたものの、舞台が近くてついストーリーそっちのけでメインキャストをガン見しちゃうので、集中力がいります。

ファントム幕

 

2019年2月11日付で専科へ異動予定のみとさん(梨花ますみ)がフィナーレで銀橋を通られたので、おつかれさまですとお見送りしました。大劇場公演は期間が長くてハードで『ファントム』は年をまたぐし、異動で少し骨休めできるとよいのですが。ここでは、退団のたわしくん(陽向春輝)がみとさんをエスコート。洒落た場面ですね。

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[Zuka] 雪組『凱旋門』(2)~自由を信じて

雪組大劇場公演、千秋楽(7/9)おめでとうございます。 地震、大雨とアクシデントに見舞われた公演でしたが、怪我や病気での休演者がなく、無事に千秋楽を迎えられたこと、お祝い申し上げます。

お疲れ様でした。東京公演までしばしの休養を。

叶海 世奈様、桜良 花嵐様、ご卒業おめでとうございます。東京宝塚劇場公演千秋楽(2018年9月2日)まで舞台で輝き続けてください。

大河 そあ様(2018年4月20日付で退団)、ご卒業おめでとうございます。第二の人生が楽しいものでありますように。

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[Zuka] 雪組『凱旋門』~2人のラヴィック

雪組『凱旋門-エリッヒ・マリア・レマルクの小説による-』、本公演と6/26(火)に行われてた新人公演と合わせての感想です。

【本公演】

脚本/柴田 侑宏
演出・振付/謝 珠栄
【新人公演】

演出/上田久美子

舞台は1928年のパリ。ヨーロッパでは、ドイツやイタリアにおけるファシズムの台頭により、パリには多くの亡命者が逃げ込んできていた。ドイツからパリに亡命してきている外科医ラヴィック(轟 悠)は、イタリアからの移民で、身寄りの無い、ジョアン・マヅー(真彩 希帆)と出会う。ラヴィックと女優志望で歌手のジョアンは愛し合うようになるが、亡命者であるラヴィックはパスポートや身分証明書を持たず、亡命者向けのホテルに隠れるように住み、モグリの医者として生きるしかなく、ジョアンが部屋を借りて一緒に住みたいと望んでも叶えることが出来なかった。

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[Zuka] 雪組バウ『義経妖狐夢幻桜』(2)終

[Zuka] 雪組バウ『義経妖狐夢幻桜』(1)

夢か現(うつつ)か幻か、という義経妖狐夢幻桜。千秋楽映像を見て記憶が繋がってきた。

  • 桜吹雪の下に立つヨシツネ装束のあーさ(朝美絢)。
  • 白い地に赤いラインが入った着物にキツネのツネ扮装のりさちゃん(星南のぞみ)。
  • ヨリトモ装束(黒地に金や赤で龍が刺繍された長いマント)の髭のひとこさん(永久輝せあ)。

それに雪組の芸達者二人、ベンケイ役のまなはる(真那春人)とエイサイ役のあすくん(久城あす)。雪組の歌姫、トキワ役のヒメ(舞咲りん)。強力助っ人の専科じゅんこさん(英真なおき)と組長のみとさん(梨花ますみ)が率いる雪組子。みんな毎回アドリブを変えたり、芝居を変えたりして工夫を凝らしていたそうで、良いカンパニーで良い公演でした。あーさ、おめでとう(2度目)。

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[Zuka] 雪組バウ『義経妖狐夢幻桜』(1)

夢と現(うつつ)の間(あわい)の物語か、と思って観ていたら、どんでん返しが仕掛けてあり、最後には夢とうつつが違う道に別れたような、いや志は同じでも望みが違うと別れざるを得ないのか。キツネに化かされたような終演後の心持ちでした。

あーさ(朝美絢)、バウ単独主演、おめでとう。雪組の皆様、スタッフの皆様、千秋楽おめでとうございます。

小劇場向けで宛書きの演目でした。谷貴矢先生のバウ2作目ですが、バウだからこういうキツネが化かす芸風で挑戦してみたのか、大劇場向けの一般化した作品はそれはそれで作るのか、と興味が湧きました。前作『アイラブアインシュタイン』(感想)より、すっきりまとまっていました。アングラ演劇っぽいけれどね!それが計算の上なのかどうなのか、次回作が楽しみです。

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[Zuka] 雪組『ひかりふる路〜革命家、マクシミリアン・ロベスピエール〜』

本日は、花組『ポーの一族』大千秋楽でした。おめでとうございます(書く気はあるんですよちょっとイカry)。

そして雪組全国ツアー公演『誠の群像』『SUPER VOYAGER!』の梅芸千秋楽ですが、今更ながら『ひかりふる路』。

だいもん(望海風斗)ときーちゃん(真彩希帆)のお披露目公演でマクシミリアン・ロベスピエールを取り上げる意味を考えていた。ロベスピエールは、フランス革命を主導した革命家の一人であり、フランス国王ルイ16世の処刑を断行し、膨大な数の貴族、反革命派、対抗勢力などを粛正する恐怖政治を行い、史上初のテロリストと呼ばれた人物である。

宝塚歌劇のフランス革命を題材にした作品では、ロベスピエールが登場することが多いが、あくまで脇役であり、(史上初のテロリストは)主役には成り得ない、自分の中にそういう思い込みがあったらしく、演目が発表された時に衝撃を受けた。発表時は、星組『THE SCARLET PIMPERNEL』上演期間中で、かいちゃん(七海ひろき)の演じる冷酷なロベスピエールを見ていたせいもある。

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