10月~12月は繁忙期で、なかなかblogに手がつけらず、とうとう年末に突入してしまいました。来年は、まとめて書こうと思わずに五月雨式に書く方式に切り換えようと心しています。
『マノン・レスコー』(アベ・プレヴォ作)を題材にした植田景子氏のオリジナル・ミュージカル『舞音—MANON—』。観劇は3回だったが、回を重ねて見るたびに、解釈が深まり、それぞれのキャスト達が心のひだまで現そうとしていて、月組の充実ぶりが伝わってきた。
と思っていたら、大劇場公演千秋楽翌日に龍真咲の退団(2016年9月4日付け)が発表された。退団をファンとしては悲しむのがセオリーだと思うが、退団記者会見での真咲さんのご機嫌の麗しさに、またその充実ぶりが感じられて泣き笑い。ファンの涙を見事に笑顔に反転させた龍真咲に、トップスターとしての抜きんでた力を見たのだった。