[Zuka] 宙組トップ娘役・実咲 凜音退団

宙組トップ娘役・実咲 凜音 退団会見のお知らせ(2016/08/23)

宙組トップ娘役・実咲 凜音が、2017年4月30日の東京宝塚劇場公演『王妃の館』『VIVA! FESTA!』の千秋楽をもって退団することとなり、2016年8月24日(水)に記者会見を行います。

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[Stage][Zuka] 慰霊のラ・バヤデール・鎮魂のエリザベート(1)で、「荒ぶる魂を抱える黄泉の帝王。なぜそんなに荒ぶっているのだ」と書いた翌日の退団発表。そりゃ荒ぶりますね、トート閣下。

みりおんで、印象深い役は、『モンテ・クリスト伯』のメルセデスと、『うたかたの恋』のマリー・ヴェッツェラ、『王家に捧ぐ歌』のアイーダ、そして『エリザベート』のシシィ。

りかさん(鳳稀かなめ)とのコンビ時代を経て、まぁ様(朝夏まなと)とのコンビ時代において、宝塚のトップ娘役としての実咲 凜音の完成形が見えてきた『エリザベート』でしたが、まだ東京公演も、轟理事との『双頭の鷲』も、退団公演もあるので、ここで息切れせずにがんばって欲しいものです。トップ娘役のがんばりが、娘役の格を決める。

『双頭の鷲』の先行画像が素敵過ぎて、のけぞりました。期待大。

[Stage][Zuka] 慰霊のラ・バヤデール・鎮魂のエリザベート(1)

宙組の『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)』大劇場公演、千秋楽おめでとうございました。宙組の皆様、スタッフの皆様、おめでとうございました。お疲れ様でした。東京公演までしばしの休養を。

そして、天玲 美音様、ご卒業おめでとうございます。幸せと楽しさをありがとう。これからの人生にも幸多きことを、お祈り申し上げます。

個性派てんれーが宙組の舞台から去るのは寂しいです。怪しげなラウシャー大司教様、ゾフィー皇太后に「(出前を)取ったことあるのね?」と突っ込まれて、「ちょ、ちょっと」とやや狼狽えながら答えるのが可愛かったです。

さて、7月8日/9日に、兵庫県立芸術劇場でノイズム(Noism) 劇的舞踊「ラ・バヤデールー幻の国』を観劇した。これが素晴らしい舞台で、8日の予定だけだったのが、観劇後に9日のチケットを追加した。その後に宙組エリザベートを見て、感触も風合いも全く異なるものの、なぜか「ラ・バヤデール」と重なったのである。

古典バレエの名作「ラ・バヤデール」を下敷きにした「ラ・バヤデール -幻の国」(脚本:平田オリザ、演出:Noism芸術監督 金森穣)は慰霊の物語と銘打たれていたが、宙組の『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)』は、鎮魂の物語と銘打ちたい。ちなみに今回は、慰霊のラ・バヤデール編。

ノイズム(Noism)::りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が舞踊部門芸術監督に金森穣を迎えたことにより、日本初の劇場専属舞踊団として2004年4月設立。正式メンバーで構成されるメインカンパニーNoism1と研修生が所属するNoism2の2つのカンパニーからなる。

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[Zuka] 2016年宙組『エリザベート-愛と死の輪舞-』

宙組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 が、7月22日に始まって、2週間が過ぎました。

宙組のエリザベーは、朝夏まなとを頂点とする組のピラミッド構造が見事に反映された座りの良い舞台になっていました。初見はやや物足りなかったけれど、3回目(8月7日)はそれぞれのキャストの解釈が深くなり、ボルテージが上がっていて、大劇場千秋楽、そして東宝では更に素晴らしいものになっていく予感がします。

花組の時に何を書いたかと思って、読み返しみたのですが、やはり組の個性で受ける印象が全く違う。花組は「孤独と狂気」だったけれど、宙組は「危険な愛/禁じられた愛」です。

一部、削除・修正し、追記しました。(更新:2016/08/10, 修正:2016/08/11)

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[Zuka] 花組トップ娘役・花乃まりあ退団

本気でビックリした。何を言えば良いのか判らない、うっかり言及できないくらいのショック。

8月2日(火)、花組トップ娘役・花乃まりあが、宝塚舞踊詩『雪華抄(せっかしょう)』、トラジェディ・アラベスク『金色(こんじき)の砂漠』(宝塚大劇場:2016年11月11日~12月13日、東京宝塚劇場:2017年1月2日~2月5日)をもって退団する事を発表し、記者会見を行いました。

花組トップ娘役・花乃 まりあ 退団記者会見 | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ 

トップ娘役に就任したのが、2015年1月。2015年7~8月台湾公演の後にもう退団を考え始めていたとのこと。。トップ娘役に就任して以後、めきめきと美しくなって、舞台での演技も進化する一方だった。『ME AND MY GIRL』では明日海りおとのコンビも息が合った所を見せて安心していたた矢先の退団発表である。

花乃まりあのサリーは、愛らしく、お茶目で、闊達で、たくましくて、いじらしかった。下町ランベスを誇りに思い、ビル(明日海りお)を愛し、気遣い、生き抜こうとする心のたくましさを持っていた。

サリー・スミスは、花乃まりあの念願の役だったからか、『ME AND MY GIRL』初見の時にはキャストの中で彼女が、一番、役を掴んで生きていたように見えた。シャンパングラスを指でつまんで、口をとがらせてきゅーっと飲み干す姿がなぜか印象に残っている。

印象に残っている役に、『the WILD Meets the WILD』のバウンティハンターのエマを上げてくれて、ありがとう。酔っ払い姿がとても素敵で、ジェシカ(瀬音リサ)とのアドリブが生き生きしていた。

ああ、退団後も舞台に立ってくれるだろうか。それが気になる。花乃ちゃんが、あと半年の宝塚人生を充実して過ごせますように。全国ツアー『仮面のロマネスク』『Melodia-熱く美しき旋律-』では、花乃ちゃんの舞台姿を楽しみにしている。

[Zuka] 「自分のやりたいこと」」Brilliant Dreams +NEXT#26「七海ひろき」

繁忙期が一段落しまして、すこし息が付ける。下書きが溜まっているんですけれどね。(^^;)

さて、8月2日(火)に初回放送だった、Brilliant Dreams +NEXT#26「七海ひろき」。

「理想の男性像を宝塚男役の視点で徹底的に追求」の第2回目は、「家の中でキュンとするシーンを考える」と星組ゲストメンバー(十碧れいや、綺咲愛里、天華えま)が、かいちゃん(七海ひろき)に提案する胸キュンシーンを実演する。

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