”花組若手メンバーによるフレッシュなショー!“ということで、大半が花組新人公演メンバー(研7年以下)で構成されたレビュー。「ワカテが一丸となって大海原に突っ込んでいく。そして新しい波を起こす!それがこのショーのテーマで、目標で、全てです」、「上手にやろうとは誰も思っていません。しかし、出せる力を出し切る覚悟だけは共有しています。そんな22名をよろしくお願いします」という作・演出の三木 章雄氏の言葉が温かくて微笑ましい。
どんな場面でも全力で華やかなエンターテイナー・EXCITERに徹する花組は、個人的に「エンターテインメントの花組」と認定している。今回も期待を裏切らず、いやバウホールという舞台と客席が近い空間で、花組子達のエンターテイナー・EXCITER度は加速器を付けて急上昇した。