本日は花組公演千秋楽、おめでとうございます。太陽が燦々と輝く夏は過ぎ去り、心地よい風が吹く秋の到来。花組の皆様、スタッフの皆様、素晴らしい舞台をありがとう。東京公演までしばしの休養を!みーちゃん(春風弥里)、ちかちゃん(こと華 千乃)、らんまるくん(蘭舞 ゆう)、お疲れ様でした。
昨日の花組公演前楽観劇。拍手拍手で、特にレビューで蘭寿さんが登場すると鳴り止まない拍手。春風みーちゃんが舞台センターに立つとひときわ大きな拍手。春風のみーちゃんは、どんどん良い顔になっていく。どうか、その笑顔のまま幸せのまま卒業できますように。
『愛と革命の詩』:春風弥里の感情表現がますます深くなり、ジャコバン派の闘士モランはすごみを増している。そしてマリー=ジョゼフ@華形みつるが、完璧に「できの良い兄貴に憧れるあまり、反発して気を引こうとする弟」を演じきっていた。牢獄で兄アンドレア・シェニエ@蘭寿とむが、弟マリー=ジョゼフ@華形みつるを抱きしめ、涙ながらに今生の別れを惜しむ。最後の最後にやっと素直になれたね。
[付記] 『Mr. Swing!』での役替わりデュエットダンスで、柚香 光は、緑のドレスに金の長い髪で、気位高い高貴な(白人の)お姫様。まさしく、”ザ・姫”でした。対する蘭寿とむは、西洋からお輿入れをした姫君を迎えた、アラビアンナイトの王子様のよう。望海 風斗の歌うマスカレードがどんどん奥深くなっていて、会場全体を覆うように響いておりました。