スペシャルトーク『11+(イレヴン・プラス)PART-Ⅱ』(21日)目当てで、花組版オーシャンズ11観劇2回目。開演から2週間近くたち、花組全体のボルテージあがりまくり。舞台が熟成してきていて、もの凄いエネルギーを発している。
【初日観劇の感想】で、かなり書ききったつもりだったのだが、初日を上回る勢いのある舞台を見せつけられた。星組版【→感想】で培われた『オーシャンズ11』という作品そのものの魅力に、今回の花キャスト達の個性を上手に乗せることに成功したのが勝因だと思う。
観劇ライフを綴っています
や、や、やばい!やばすぎる!プロローグから、ハンパない大人の色香が漂う舞台
さすが、花組+みっちゃん(北翔 海莉)!
ものすごいエネルギー溢れるハイクオリティな舞台だった。これは観るべし!!
…と勢いで前売り券を追加購入したあおきです。なにが2月は控えめにだよ、嘘つき(←自分に)。
蘭寿とむは、まず声が良い。もう開演アナウンスだけで、キタキタキターって思う。幕が上がり、囚人服のダニー・オーシャン(蘭寿とむ)がオーケストラピットから銀橋に現れる(ちなみに囚人番号は812のお誕生日)。あの深みのある声と計算された立ち姿で、弁護士ニック(紫峰 七海)を介した妻テス(蘭乃はな)からの離婚要求に翳りのある微笑を見せる。そして、一瞬で黒のタキシードに早変わりし、プロローグの男役群舞へと流れるような滑らかなテンポで進んでいく。
蘭とむの横で、専科から特出のみっちゃん(北翔 海莉)がすっごい良い笑顔で踊っているし!
二人を中心に、組子達の動きが揃っていて、指先までビシッと決まっている。
なんですか!この歌って良し踊って良しの、ちょい悪イケメン軍団はっ!!