国立文楽劇場で行われた上方花舞台を、 31日(木)の16時~18時45分回で観てきた。残念ながら、後に所用があったので、最後の幕以降を観ずに退席したが、五代目 坂東玉三郎様の舞台と退団後初舞台の元宙組トップ大空祐飛さんの舞を観ることができたので、超満足した。
[Zuka] 2012年 宙組『銀英伝@TAKARAZUKA』
先月の28日で終わっちゃった宙組博多座公演ですが、博多座パンフレットを購入し、”NOW ON STAGE 宙組博多座公演『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』”と”初日ダイジェスト宙組『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座)”を観て、へらへらしている、あおきです。
銀河英雄伝説@TAKARAZUKAの出来には大変満足している。まず、ビジュアルにおいて圧倒的に優位にたった時点ですでに宙組の勝利は見えていた。って、誰と闘っているのかわからないが(笑)。
あおきは、原作をほぼリアルタイムで読んでいた世代で、原作と絡めて思うところ書くと、思い入れありすぎで、とんでもない長文になりそうなので、簡略にします。銀河英雄伝説@TAKARAZUKAは、原作を踏襲しながらも、@TAKARAZUKAの世界を作り上げることに成功していた。タイトルに「@TAKARAZUKA」をつけ、なおかつサイエンス・フィクション(SF)ならぬ、スペース・ファンタジー(SF)と銘打ったことで原作とは異なるものであるということを明確にしていたが、それも功を奏していた。さすがは小池修一郎先生。
[Zuka]宙組 逆裁3トークショー
すっかり忘れてかけているが、『逆転裁判3』【→感想】観劇日にトークショーがあったので、覚えている箇所をメモっておくことにした。言葉はその発言通りではなく、雰囲気で書いている。
司会のちーちゃん(蓮水 ゆうや)のてきぱきとしたメンバー紹介で始まった。メンバーは、すっしーさん(寿 つかさ)、ともちん(悠未 ひろ)、カチャ(凪七 瑠海)、れーれ(すみれ乃 麗)、あいちゃん(愛月 ひかる)。
[Zuka] 背負い羽根
大劇場の2階に【プチミュージアム】というのがあり、寄ってみた。入館料は400円です。
現在は、月組『ロミオとジュリエット』の展示がメインで、常設では歴代トップスターたちの手形などがある。2月8日以降は、花組『サン=テグジュペリ』、3月15日以降は宙組『銀河英雄伝説』の予告が掲示されていた。
月組『ロミオとジュリエット』で使用された衣装や小道具ともにに、スター達がフィナーレで背負う羽根も飾ってある。あれは、本物の【オーストリッチ(ダチョウ)の羽根】だという。1本60センチくらいのオーストリッチを針金に糸と接着剤で固定し、約60本使って扇のように組み、長さ2メートルのはねを8本ほど後ろに垂らす。雉羽根を使うこともあり、数百万円になるものもあるらしい。
トップスター用の背負い羽根はの軽いもので10kg、重いもので20kgになる。トップの責任の重さは、羽根の重さとはよく聞くけれど、本気で重かろう。この背負 い羽根の後方に垂らしている羽根は、「ナイアガラ」と呼ばれていて(正式名称は知らない)、そのナイアガラを、お辞儀のときに、前にバッサーと流し落と し、頭を上げる時に後ろに戻すという連獅子のような見事な振りをするトップスターも多い。 |
下記サイトによれば、鳳蘭や汀夏子の時代に羽根を背負い始めたようだ。意外と最近だね。
「1970年代の終り頃から1980年代はじめにかけて、トップスターの背中に羽根が生えはじめているといってよいだろう。」
羽根が生えはじめたのは何時? VINTAGE TAKARAZUKA
[Zuka]2013年月組ベルばら4回目
4回目。明日海オスカルと龍アンドレの役変わり公演でした。どーしてもこの組み合わせが見たくて、かなり無理してチケットと日程を調整したが、観て良かった。好みもあるし、1か月近い公演をこなしているからかもしれないが、パワーバランス的には、このキャストが一番安定していた。
[tweet] 怒濤の日々
2週間近く休みなしで、怒濤の日々だった。2月も毎日何か入っているので、3月頃までバタバタしているでしょう。
先日、19時半頃に大劇場前を通ったら、出待ちの列が見えた。本公演の出待ちかと思ったが、2月公演のお稽古が深夜までかかっているという噂もあるし、本当にハードスケジュールだと思う。まだまだ寒いので、生徒の皆様、入り待ち出待ちの皆様もお体をご自愛くださいますよう。
ブラックジャック舞台化がネットでも話題になっている。【『宝塚が「ブラック・ジャック」を舞台化!イケメンすぎィ!!』(はちま起稿)】
■主演・・・未涼亜希
『ブラック・ジャック 許されざる者への挽歌』
原作/手塚治虫
作・演出/正塚晴彦
[book] ふがいない僕は空を見た
同名映画の原作を読了した。【→映画の感想】
鑑賞後、すぐに読み始めたので、つい映画と比較してしまうが、小説は映画よりエピソードが多く、心理描写や行動描写が詳細である。連作長編の形式が効果的で、わかりやすい。映画のように説明をギリギリまで削り、観客の想像に任せるという見せ方は、鑑賞後に感想を語りまくりたい衝動に駆られる。一方、原作のほうの著者が伝えたいテーマがはっきり伝わってくるすっきりした書きぶりも好みだ。どちらも、パワーがある。本作は映画と小説がそれぞれの長所を活かして、絶妙の効果を上げていると思う。
ただ映画では、場面転換でモノローグが挟まるのだが、モノローグの内容が抽象的で、誰が言っているのか、また何が言いたいのかさっぱり判らない。原作では、前後の関係が書かれているので、内容が判明した。すっきり。