[Zuka] 2013年花組オーシャンズ11初日

や、や、やばい!やばすぎる!プロローグから、ハンパない大人の色香が漂う舞台

さすが、花組みっちゃん(北翔 海莉)!

ものすごいエネルギー溢れるハイクオリティな舞台だった。これは観るべし!!
…と勢いで前売り券を追加購入したあおきです。なにが2月は控えめにだよ、嘘つき(←自分に)。

蘭寿とむは、まず声が良い。もう開演アナウンスだけで、キタキタキターって思う。幕が上がり、囚人服のダニー・オーシャン(蘭寿とむ)がオーケストラピットから銀橋に現れる(ちなみに囚人番号は812のお誕生日)。あの深みのある声と計算された立ち姿で、弁護士ニック(紫峰 七海)を介した妻テス(蘭乃はな)からの離婚要求に翳りのある微笑を見せる。そして、一瞬で黒のタキシードに早変わりし、プロローグの男役群舞へと流れるような滑らかなテンポで進んでいく。

蘭とむの横で、専科から特出のみっちゃん(北翔 海莉)がすっごい良い笑顔で踊っているし!
二人を中心に、組子達の動きが揃っていて、指先までビシッと決まっている。

なんですか!この歌って良し踊って良しの、ちょい悪イケメン軍団はっ!!

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[Zuka] 2006年星組ベルばら

2006年星組版のフェルゼン編。フランス王妃・ルイ16世后であるマリー・アントワネット(白羽ゆり)とスウェーデン貴族フェルゼン(湖月わたる)の道ならぬ恋の行方を描く。オスカルは役替わりで、特別出演の雪組トップスター朝海ひかる。

冒頭、二人のファンの貴婦人方に騒がれつつ、フェルゼン(湖月わたる)とオスカル(朝海ひかる)が登場するシーンは、二人の立ち位置の違いとストーリーの流れを暗示するかなり重要な場面になっている。

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[tweet] 日程が難しい

壮さん、かっこええ。あゆっち(愛加あゆ)美しい。

雪組 『ベルサイユのばら』-フェルゼン編-特設サイト公開! 

ちぎ(早霧せいな)オスカルとまっつ(未涼亜希)アンドレはかなり観たい。
テル(凰稀かなめ)オスカルとちえ(柚希礼音)アンドレの日は競争率が高そう(でも観たい)。
ちぎ(早霧せいな)オスカルとまさお(龍 真咲)アンドレはもちろんでしょ。

でも、内容的にはフェルゼン編には萌えないんだよなぁ。
中日は行けないと思うので、ベルばらは絶対に行くつもりなんだけど、日程が難しい。
この時期は仕事が、たて込む時期だ。悩む…

[tweet] 台湾公演と人口減少社会

『宝塚歌劇団台湾公演』制作記者会見が1月30日に行われ、テレビや新聞にも取り上げられていた。報道では、今回の公演で、チケット販売や広告宣伝活動などの海外公演のノウハウを獲得し、本格的に海外に進出する計画だとのこと。

国内での宝塚歌劇の観客動員数が減少傾向のため、新たな観客を海外で獲得する目的があるという。

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[Zuka] 2011年月組バラの国の王子

2011年月組。原作は『美女と野獣』。あおきにしてはかなり手厳しく書いた。月組の演技は素晴らしいのに、脚本がいまいちで、メンバーが可哀想になった。題材は、公演期間が春休み中なので、子どもが楽しめるようにと選んだのだろうが、子どもをなめとんのか的なひどさである(怒)。

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[tweet] 日舞の表情

上方花舞台【→レポ(1)(2)】を観て、日本舞踊の踊り手は基本的に無表情(平静で表情を変えない)なのはなぜか、と疑問に思ったので、歌舞伎に堪能な友人に聞いてみた。

日舞は基本、顔に表情を付けないで体全体の表情で感情を表せるようにと言われます。顔で踊ってはいけないと。

日舞は元々お座敷でみせるものなのでそこが到達点。歌舞伎役者さんは大きな舞台で見せなければいけないので大きくわかりやすく見るという部分も出てくる。なので表情豊かに踊る方が多いです。でも顔に表情を付ける方と基本に忠実な方と両方いらっしゃる。

なるほど、日本舞踊の多くは、芸妓の舞としてお座敷で披露するものだから、身体全体や所作で感情を表現するようになり、舞台役者は大きな舞台で見せるので、顔にも表情をつけ身体も大きく動かすことがある。日本舞踊と舞台は、成り立ちや目的が違うから、表現方法が違うのね。伝統芸能は奥が深いなぁ。

[stage] 上方花舞台(2)

[stage] 上方花舞台(1)の続きです。

玉様の「雪」が終わり、次の幕が上がる前の緊張感というか、周囲含めて観客が固唾をのんで舞台を見守っている。幕が上がり、祐飛さんがセリ上がりで登場した途端、大きな拍手が起きる。そして拍手もそこそこに、オペラグラスを構えるという光景が広がっていた。当然、あおきもオペラグラス持参(笑)。

  • 三段返花絵草子 長唄 業平  振付:山村 若
  • 踊り
    • 大空祐飛

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