100周年は驚きを連れてくる。いやいやいろいろ起きていますな。1月6日のSMAP×SMAPにタカラジェンヌ100人が登場したり、雑誌にガンガン掲載されたりしているのは知っていたのですが、今度はJR東日本の山手線をタカラヅカ仕様の電車が走ったり、阪急梅田に大階段が登場したとか。これこそ、やれば出来るじゃん的ななにか。いやもう全く。阪急宝塚線でも小豆色の電車にステッカーがついているのは見たのですよ。急行だけですけどね。普通には貼ってませんでした。ええ。………まぁいいや。
[Zuka] 2014年月組『風と共に去りぬ』
月組『風と共に去りぬ』【→特設サイト】-スカーレット・オハラという生き方がある-
さすがトップ・オブ・トップ轟 悠理事と月組トップ龍真咲の組み合わせ。大満足の舞台でした。今回は脚本的には2002年日生劇場において上演された総集編の凝縮版だそうですが、月組トップスター龍真咲がヒロインのスカーレット・オハラを演じるということもあり、宙組版よりスカーレットの場面が大幅に増えていて、宙組の「バトラー編」に対して、月組は「スカーレット編」という感じです。
[ZUKA] 2014年星組『眠らない男・ナポレオン』(4)
『眠らない男・ナポレオン』を深く理解しようとすると、厄介なのが、フランスの国内事情に加えて、フランスを取り囲むヨーロッパ各国の情勢を踏まえておく必要があること。これは、ナポレオンとジョゼフィーヌの関係だけのストーリーだと脇に置いておいても良いのだが、『眠らない男・ナポレオン』はヨーロッパ諸国の状況も踏み込んで描いているので、演じる方も見る方もたいへん。
海外公演に持って行けるレベルにすると考えたら、そうなるんでしょうなあ。
[ZUKA] 2014年星組『眠らない男・ナポレオン』(3)
全体感想として、1幕がかなりてんこ盛りで、めまぐるしいです。1幕の上演時間は1時間20分で、ナポレオンの士官学校から皇帝即位まで一気にいくので、あと10分くらい全体の上演時間を延長できれば余裕ができたかもしれない。2幕は1時間10分で、戴冠式から凋落までを描いています。完全新作オリジナル作品なので、上演してみて判ったという所も出てきていると思います。この調子でいくと、中日にはすごい進化を遂げていそうです。必ずリカバリーしてくるでしょう。走り書きですが、とりあえず気になるところだけ上げておきました。
[ZUKA] 2014年星組『眠らない男・ナポレオン』(2)
『眠らない男・ナポレオン』【→特設サイト】 ものすごく音楽が効いていました。ミュージカル『ロミオとジュリエット』を手がけたジェラール・プレスギュルヴィック氏が作曲された50なんなん曲に、小池氏が台詞をはめ込んでいったそうですが、台詞の大半が歌で表現されているという、非常に高度なミュージカルでした。「宝塚から世界へ発信するオリジナル作品」という意気込みは伊達じゃないですね。ソロは主要キャストに割り振られ、ほかは歌い継ぎかコーラスが多く、負担がかかりすぎないように工夫されています。しかし、むつかしそう…星組&専科さん達がすごい。
ナポレオンへの賛歌「嵐のように生きた男」は、耳に残りやすく、鼻歌になりそうです。
[Zuka] 2013年印象に残った作品
2013年のヅカライフは月組公演(ベルばら)で始まり、月組公演(月雲の皇子)で終わりました。
ベストスリーとか考えたのですが難しいぃいいいいいいいいいいいいので、Facebook宝塚歌劇公式でやっていた※、2013年に 「印象に残っている宝塚歌劇の作品」アンケートを考えてみました。※もう終わっています。
スカステなどで過去作品も見ているのですが、同じ演出家の作品を続けてみると、その人なりの型というか、得意な演出方法や好きな見せ方が判ってきますね。宝塚歌劇の良いところはたくさんありますが、ひとつに座付き作家(脚本・演出)制度があるところだと思います。大事にして欲しいです。
[Zuka] 100周年の各組体制表
12月12日、12月24日に組替えと花組次期体制が発表されたので、昨年も作った各組体制表を作ってみました。若手は[ZUKA] RISING STARS(男役編)と[ZUKA] RISING STARS(娘役編)をご参照ください。100周年の勢いを2015年以降、どのように発展させるか、ですね。
昨年の私的注目組は花組でした。基本は宙担ですが、今年は星組に注目したいと思います。星組公演は遠征が多いし、チケットの確保が難しいので、追っかけるのが大変なのですが、できるだけ(^^;)
1月4日 加筆・修正しました。