[Zuka] 2013年雪組『Shall we ダンス?』 『CONGRATULATIONS 宝塚!!』

開演2日目の15時公演を見てきました。まったく「いい仕事してますねえ」(by中島誠之助氏)。脚本・演出の小柳 奈穂子氏が、映画『Shall we ダンス?』のツボを絶妙に押さえて小気味良いストーリーに仕立て上げ、雪組メンバーが気合いを入れて演じる上等な大人のコメディ。【→特設サイト

【11/11追記しました】

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[Zuka] 2013年雪組『若き日の唄は忘れじ』@全ツ

雪組全国ツアー公演】の前楽を、仙台市泉文化創造センター・イズミティ21を観劇しました。『若き日の唄は忘れじ』(脚本/大関 弘政 演出/大野 拓史)は、中日劇場の公演【→感想(1)】【→感想(2)】→【感想(3)】とは、配役と演出が変えてあることは聞いていたのですが、脚本はそのままでも、配役と演出の変更で、ずいぶん受ける印象が違うなぁと、感心することしきり。レビュー『ナルシス・ノアールⅡ』(作・演出/岡田 敬二)は、雪組の個性にマッチし、素敵な仕上がりになっていました。

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[Zuka] 実在の人物特集

スカイステージで、花組公演に合わせた実在の人物特集というのをやっていて、『ソルフェリーノの夜明け -アンリー・デュナンの生涯-』(’10年雪組・東京・千秋楽)、『THE LAST PARTY~S.Fitzgerald’s last day~フィッツジェラルド最後の一日』 (’04年月組・バウ)、『黎明の風-侍ジェントルマン 白洲次郎の挑戦-』(’08年宙組・宝塚)を視聴しました。

自分用メモとして、走り書きで感想を書いておきます。

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[Zuka] 2013年雪組『春雷』

若手のためのバウホール公演、今回の主演は、雪組の彩凪 翔(92期)。『春雷』は、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を、原田 諒氏がタカラヅカ版に脚色したもの。パンフレットで、原田氏は「いささか原作を膨らませすぎた感はあれど」と述べており、原作とは若干、異なる様子である(原作未読)。

タカラヅカ版『春雷』の主人公は作者のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ@彩凪 翔である。時代は、18世紀末(1772年)。弁護士の研修を終えて自宅に帰宅したゲーテ@彩凪は、自分が以前に書きためた原稿を見て、自分の失恋体験を文章に残すことを思いつく。

彼は、友に宛てた手紙という形式で、「若きウェルテルの悩み」という小説を書き始める。

雪組バウホール公演『春雷』
雪組バウホール公演『春雷』

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[Zuka] ウィズたからづか6月号

宝塚のタウン誌「ウィズたからづか」6月号のフェアリーインタビューは、雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編』にジェローデル役で出演中の夢乃聖夏(ともみん)でした。目覚ましい躍進ぶりの夢乃聖夏。インタビューからは、誇り高きジェローデル近衛少佐について、深く掘り下げて役作りをしていることが伺えます。(Web上にはまだ掲載されていません。)

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