[Zuka] 2015年宙組『王家に捧ぐ歌』

すっかり1週間に一度の更新になっていて、月組『1789』の最終感想も書かなきゃなんですが、始まってしまいました。宙組『王家に捧ぐ歌』。

宙組新トップコンビ朝夏まなと様、実咲凜音様、宝塚大劇場お披露目公演おめでとうございます。ポスターも素晴らしい出来映えで、前夜祭やお稽古場映像を見ても、もう宙組子の気合が溢れていて、楽しみで仕方がなかったです。

追記:真風涼帆はやはり只者ではなかった伝説が生まれました(私の中で)。

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[Zuka] 宙組千秋楽と七海ひろき組替

宙組『TOP HAT』@赤坂ACTシアターの千秋楽の模様をスカイステージで見ました。見事にお祭り騒ぎで、アドリブの場面ばかりをセレクト。そしてイケメン4人組のウエイター達もしっかり映り、スカイステージの編集さん、素晴らしい!

ホレスおじちゃんがモテモテの千秋楽だったな。ホレスに「ずっとこうしていたい」と足に抱きつかれて、「僕もだよ」って言ってくれるまー様ジェリー、優しい。さすがだ!。(〃ω〃)

そしてホレスから、有り金を奪っていく、マッジせーこは楽しい。さすがだ!(´゚艸゚)∴ブッ

挨拶の最後の最後で、また七海さんがウルッとくるところを、「タカラヅカはヒトっつ!!」と締めた、朝夏さんはさすがである。以後、朝夏さん呼び決定。

朝夏まなと様、宙組7代目トップスターお披露目公演、千秋楽おめでとうございます。宙組の皆様、おめでとうございます。お疲れ様でした!

そして20日の千秋楽が開けて、昨日21日に七海ひろきさんは星組生になりました。宙組には5月11日付で真風涼帆さんが入ります。宙組の皆様、真風をよろしくね!自分でも立ち位置が謎なんですが、先週の水曜歌謡祭で、柚希礼音、夢咲ねね、紅ゆずる、真風涼帆の5人が揃った姿を見て、じんわりしてしまい、宙組大盛り上がりだけれど、そこに真風も入れてあげてね、とか思ったりしたわけです。まぁ宙組には、真風と同期のりんきらやまっぷーもいるし、りんきらも組替え組でその辺りの機微はわかっていそうな気がします。

先日、録画してあった『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』の博多座公演を見直していたんですが、この時、七海さんはオーベルシュタイン役でした。これねえ、映像で見ても、七海ひろきノリノリです。もともと銀英伝の愛読者だったというのもあるのでしょうが、悠未ひろのオーベルシュタインとはまた違った鋭利な凄みをたたえたオーベルシュタインで、良い演技です。

振り返ってみると、この後、W.M.Wまでは調子よかったんですが、風と共に去りぬスカーレットで高い壁にぶつかったんじゃないかなと、勝手に思いました(違うかも)。調子を戻してきたのは、『白夜の誓い』の東京公演あたりの気がする。#この辺りは妄想です。

宙組12年間で培ったものは、舞台人七海ひろきの表現の基礎となり、基礎固めができれば、これからはもっと楽しいことが増えていく。そういう時に星組に組替えになるのは、良いチャンスなんだろう。心配症のホレスおじちゃんは、「居場所あるかな」とか思っていそうな気がするが、きっと大丈夫。

宙組育ちの七海ひろきは、星組のスターになります!!(by朝夏まなと

はい、絶対になります!!

[Zuka] 2015年宙組『New Wave! -宙-』感想

『TOP HAT』と『New Wave! -宙-』を観て充実した後に、サヨナラショーで『本当の俺じゃない』を歌った六代目のことを思い出した。凰稀かなめ様、初コンサートのご成功をお祈りしております。

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『New Wave! -宙-』を観劇後に、ソリオの蕾さんで食事したら、貼ってあった出演者全員のサイン入りポスター。ずんちゃん(桜木みなと)、バウ公演主演決定おめでとうございます。

『New Wave! -宙-』
『New Wave! -宙-』

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[Zuka] 2015年宙組『New Wave! -宙-』

『New Wave! 』シリーズ、今回は宙組です。

→感想 New Wave!花 望海 風斗、瀬戸 かずや、芹香 斗亜

→感想 New Wave!月 美弥 るりか、宇月 颯、鳳月 杏、珠城 りょう

自信というものは、積み重ねられた知識・技術とそれを活かした経験(主に成功体験ね)から来るので、それが「根拠のない自信」であろうと、客席に向かっていくのは大変なことだし、プレッシャーも大きかったと思う。今回の宙組の主要メンバー、誰もバウ公演の主演経験がないんだよね。それなのにもう!!

とにかく主演筆頭であるあっきー(澄輝さやと)の、組子を引っ張らなきゃ!という決意を強く感じた。そして、りんきら(凛城 きら)、りくちゃん(蒼羽 りく)、ずんちゃん(桜木 みなと)がそれぞれの受け持ち場面をしっかりやり遂げて、あっきー(澄輝)を支えていた。

まっぷー(松風 輝)やかけるくん(風馬 翔)も頼もしいよ!!

歌やダンスは、それぞれの長所を大事にして割り振りされていたし、宙組子の芝居心を活かして、お芝居のワンシーンのような場面が展開され、じっくり見入ってしまった。下級生に至るまで、楽しそうに生き生きしていて、新生宙組は幸せなスタートを切れたねえと、うるうるした。

観客に出来る応援は、バンバン拍手したり、笑顔に笑顔を返すことくらいだけれど、出来ることをして幸せを返したいね。

心残りは、りくちゃんの「雨に唄えば」で、手拍子したかったけれど、客席がシーンとしているので遠慮したことだ。わたしもひとりで手拍子をする決意をしなければならないのだろうか、まる

取り急ぎ。

[Zuka] 宙組『TOP HAT』感想(3)

昨日の雨降りで、桜がだいぶ散るかなと思いきや、今日は快晴で週末のお花見日和となりました。宙組『NewWave!宙』も快調のようで、明日は宙組『TOP HAT』赤坂ACTシアター公演初日です。

4月1日にスカイステージで放送していた映画『TOP HAT』(1935年米国)を見ました。タカラヅカ版のベースになっているのは、9月から10月にかけて来日公演(→予告動画)を行うイギリスのミュージカル『TOP HAT』ですが、イギリス版のベースは映画版で、基本的なストーリーは全て映画版に収まっているんですね。映画は全体のバランスがとても良くて、そのセンスは時代を超えた魅力がありました。

【1935年って、世界恐慌の最中で第二次世界大戦の数年前ですよ。当時の国力の違いを感じずにはいられないって思っていたら、あったよ。→温故知新:1935 年の日本、日米戦争は論外であった コラム】。

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[Zuka] 宙組『TOP HAT』感想(2)

今日は、北翔海莉ビルボードライブ『Music Palette』@大阪に行き、みっさまの歌声&パフォーマンスに酔いしれてきました。

大劇場公演中の花組の新人公演も今日だったので、気になっていたのですが、無事に終わったようです。マイティ(水美 舞斗)、新人公演主演おめでとう。良かったね。

さて『TOP HAT』感想続き。

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[Zuka] 2015年宙組『TOP HAT』@梅芸 千秋楽

『TOP HAT』梅田芸術劇場メインホール公演千秋楽おめでとうございます。お疲れ様でした。赤坂ACTシアター公演まで間がないですが、休養を取れますように。

しみじみ良い舞台でした。何が良かったかというと、メインキャストはもちろん、すべてのキャストが表情豊かで、作品中に息づいていいたこと。

ストーリーがシンプルで、時間的にも脚色する余裕がかなりあったとみえ、随所に演出の斉藤吉正流の遊び心がふんだんに盛られていて、台詞の少ないキャストたちも仕草や表情で魅せてくれた。楽しかった。

七海さんの宙組生としての舞台は梅芸で見納めでした。東京公演千秋楽まで全力で楽しんでくださいね。

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