[Zuka] 『風共』考(5)-さよならは、再び会うための遠い約束

風共Bパターンの3日目に観劇してきました。七海スカーレットが予想以上にリアルな等身大の女性だった。

 役名 Aパターン Bパターン
スカーレット 朝夏まなと 七海ひろき
アシュレ 悠未ひろ 朝夏まなと
ルネ 七海ひろき 悠未ひろ
スカーレットII 純矢ちとせ 伶美うらら
メイベル 伶美うらら 純矢ちとせ

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[Zuka] 『風共』考(4)-君はマグノリアの花の如く

12日から風共役替わり公演Bパターンが始まりましたね。Bパターン鑑賞前にAパターンの感想を。ややネタバレ。

宝塚歌劇では、男役が「芸」であるとの同様に、娘役も「芸」なのであるが、男役がいきなり娘役芸をやるのは難しい。男役がスカーレットを演じる場合に、娘役をスカーレットⅡに当てるというのは、スカーレットの胸の内を観客に向けて説明することのほかに、「娘役芸」の補完でもあるんだね。

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[Zuka] 風共ゆうみ茶

悠未 ひろ Tomo club Tea Party メモ】 会場は宝塚ホテル新館6階 宝寿の間。大劇場最後のお茶会なので参加者が増大し、宝塚ホテルで一番大きな宴会場になったそうです。スクール形式で定員600人。10月6日(日)19時半~21時半。

ともちんは、白のブラウスに黒燕尾を着こなし、衣装部さんが作ってくれたというコサージュを付けて登場。あまりの貴公子ぶりに割れんばかりの拍手と歓声が鳴り止まず、ともちんもちょっと驚いた様子でした。(口調や言葉遣いは雰囲気で書いているので、正確ではありません。)

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[Zuka] 風共ちー茶

蓮水ゆうやTea Party メモ】会場は宝塚ホテル西館1階すみれの間。10月5日(土)19時半~21時半。

ちー様(蓮水)は、元気にマシンガントーク。脱線激しく、覚えきれませんでした。『風と共に去りぬ』の公演関連だけ書いておきます。口調や言葉遣いは雰囲気で書いているので、正確ではありません。ちーちゃんはフットワークが軽くて、ゲームの間にテーブルの間をすたすたと歩いて、参加者に話しかけ、ちょっかいだし、始終ご機嫌でした。

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[Zuka] 2013年星組『日のあたる方(ほう)へ ―私という名の他者―』

主演の真風涼帆(まかぜ・すずほ)を中心に星組生25名と専科の一樹 千尋が、一丸となって公演を成功させようとしているのが伝わってくる良い舞台だった。原作は『ジキル博士とハイド氏の奇妙な事件』(ロバート・ルイス・スティーヴンソン)だが、脚本・演出担当の木村 信司氏がかなり脚色していて、どこへ着地するのか判らないジェットコースターストーリー展開。ラストは、タイトル通り、”日のあたる方へ”歩み出す人々の物語になっていて感動的であった。

おすすめ!梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(10月15日(火)まで)・東京・日本青年館(10月25日(金)~10月30日(水))、共にまだチケットがあるらしいので、皆様ぜひ足をお運びください!

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[Zuka] 『風共』考(3)-勝者と敗者と

戦争は、南部の人たちに深い傷を残した。

1幕目の冒頭、アトランタ駅では出征中の友人ウィリー@凛城 きらを迎えにきたジョージ@蓮水 ゆうややルネ@七海 ひろきは、南部魂を信じ、未来は明るいものと信じていた。

それなのに、アトランタの街は北軍の侵攻で焼け野原と化し、ウィリー@凛城は戦傷で杖なしには動けず、ルネ@七海は失明し、メイベル@伶美 うららに支えられて歩く。彼らの描いた未来は脆くも崩れ去った。

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[Zuka] 2013年宙組『風と共に去りぬ』(2)

『風と共に去りぬ』は、これだけ有名な作品にも関わらず、映画化は1度きりである。その理由はいろいろあると思うが、スカーレット・オハラにヴィヴィアン・リーがあまりにも適役すぎたこともあるんじゃないだろうか。私生活でもスカーレット・オハラそのものと言われたヴィヴィアン・リーは、最初の夫と離婚し、ローレンス・オリヴィエと結婚する(ちなみに略奪婚です)。オリビエと離婚した後も彼を愛し続け、新しい恋人ができても、ベッドサイドにオリヴィエの写真を飾っていたという。

そこのあなた、まんまスカーレットじゃんって思ったでしょ。私も思ったよ 。
(再映画化ができない理由はも莫大な制作費やら奴隷制やら人種差別やら、他にもたくさんあるんだろう)。

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