月組大劇場公演『PUCK』『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』千秋楽おめでとうございます。月組の皆様、スタッフの皆様、お疲れ様でした。東京公演まで、しばしの休養を。今年の月組の演目はほんとに相性が良くて、楽しかった。元気を貰えた。
そして退団者のお二人はご卒業おめでとうございます。幸せと楽しさをありがとう。これからの人生にも幸多きことを、お祈り申し上げます。寒くなってきたので風邪を引かないようにしてがんばってくださいませ。
月組 退団者
(月組)
隼海 惺
2014年12月27日(月組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付で退団
ひめ乃 礼絵
2014年8月14日付で退団
ショー・ファンタジー
『CRYSTAL TAKARAZUKA-イメージの結晶-』
作・演出/中村 暁
一場面一場面にコンセプトがあり、区切りがある、しっかりした構成のショーでした。プロローグの客席降りでは二階まで下級生が来てくれて、楽しかった。
第6章の「しずくの結晶」の場面が特に素晴らしくて、一粒の水のしずくが、ぽつりぽつりと落ちて集まり、一筋の流れが川に流れ込み、川は海へ昇り、また大空へ還っていく、そのイメージを星条海斗の歌を皮切りに、龍真咲、愛希れいかを筆頭とした月組子が紡いでいく。大きな大きな青い水のうねりが、素晴らしい情景が見えるような、月組子の想いが結晶となって舞台に形作られていた。
素敵な場面でした。
[解 説]
「ショーはイメージの結晶」というコンセプトのもと、“情熱の結晶”“虹の結晶”“夢の結晶”などのシーンで構成した、ダンスを中心にしたエネルギッシュなショー。伝統と革新を重んじ歩んできた宝塚歌劇の100周年を飾るに相応しい、明るく躍動感溢れる作品です。