[Zuka] 2016年月組『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』

真咲さんが演じてみたかったという織田信長を主役に据えた『NOBUNAGA<信長> -下天の夢-』。

織田信長の肖像画を見ると細面な人だったらしいですが、歴史として残る信長像は、武芸を好み、神をも恐れぬ苛烈な性格であったと言われます。真咲さんはどんな信長像を創ってくるかと楽しみにしていたら、孤高に理想に邁進する王者でありました。(パンフレットの「物語」のページの信長様が睫毛がバサバサで麗しいのに髭があるというものすごいギャップで、意表を突かれました。

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[Zuka] 2016年【祝】星組新トップコンビ

星組 次期トップスター、トップ娘役について

この度、星組 次期トップスターに紅 ゆずる、次期トップ娘役に綺咲 愛里が決定しましたのでお知らせいたします。

なお、紅 ゆずる、綺咲 愛里の新トップコンビとしてのお披露目公演は、2017年1月6日に初日を迎える星組東京国際フォーラム公演『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』となります。

星組 次期トップスター、トップ娘役について | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

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紅ゆずる様、綺咲 愛里様、星組新トップコンビ決定おめでとうございます。

みっさま(北翔海莉)の星組トップスター姿も嬉しかったけれど、紅さんが大劇場のセンターに立つ日を楽しみにしていたのも事実で、「こうもり」での二人の酔っぱらい姿にコンビネーションの良さを感じ、この瞬間を脳裡に焼き付けておきたいと思っていた。

ほんとに途中からしか見ていない紅ゆずる伝説。なのに短い期間に、いくつもの艱難辛苦があった様子で、それを乗りこえ、「THE ENTERTAINER!!」で晴れ晴れと銀橋ソロを歌い上げる紅さんは、スターオーラに満ちあふれていて、先行きが楽しみです。

そしてあーちゃん(綺咲)。キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンで、紅さんのフランクを思って歌う「Fly,Fly,Away」は、情感が籠もり、技巧を越えた感動がありました。生え抜きの星組っことして、紅さんと素晴らしい舞台を創り上げてください。

星組の皆様もおめでとうございます。

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そしてBD・DVD発売が、また遅い。受難の映像化。

星組大劇場公演『こうもり』『THE ENTERTAINER!』ブルーレイ・DVD・CD発売のご案内

2016年8月28日発売

星組大劇場公演『こうもり』『THE ENTERTAINER!』(ブルーレイ)
TCAB-036    10,800円(税込)

星組大劇場公演『こうもり』『THE ENTERTAINER!』(DVD)
TCAD-492    8,640円(税込)

星組大劇場公演『THE ENTERTAINER!』(ライブCD)
TCAC-544  2,980円(税込)

[Zuka] 2016年星組公演千秋楽 十輝いりす退団

星組『こうもり』『THE ENTERTAINER!!』東京宝塚劇場公演、千秋楽おめでとうございます。星組の皆様、スタッフの皆様、おめでとうございました。お疲れ様でした。次は[One Voice][巴里祭][Bow Singing Workshop][アットホーム サロンコンサート]が休む暇も無く、立て続けにありますが、湿度の高い季節ですので、どうぞ体調にお気を付けください。

そして、十輝いりす様、妃白ゆあ様、真衣ひなの様、凰羽みらい様、ご卒業おめでとうございます。幸せと楽しさをありがとう。これからの人生にも幸多きことを、お祈り申し上げます。

まさこさん(十輝いりす)の喪失感は大きいのですが、骨休めをして表舞台に出てきてくれるでしょうか。日舞の名取でもあるので、そちら方面でしょうか。個人的には、いつかどこかで、ゆうひさん(大空祐飛)やともちん(悠未ひろ)との共演を見れると良いなと思います。

私がはっきりと十輝いりすを意識したのは、宝塚歌劇を見出してすぐの星組三本立て(2012年11月)、『めぐり会いは再び 2nd ~Star Bride~』のクラウス役だった。旅芸人役ながら品のある所作、落ち着いた佇まい。弟分役のルナール(麻央侑希)とのコミカルさも間合いが良く、決まっていた。あの頃はスターシステムも良く判っておらず、次はどんな役かなと楽しみにしていた。お茶会に行ってみると、クマのぬいぐるみが大好きで、のんびりした口調ながらも機知に富む受け答えをする、素敵な女性であった。

そして今年1月の「LOVE&DREAM」では、気迫に充ちた薔薇のタンゴを披露していて、あのまさこさんが!と思い、低音ヴォイスでの「マグノリアの花」に酔った。

人生の第二章が実り多きものになりますようお祈り申し上げます。

[Zuka] 2016年花組『ME AND MY GIRL』(2)

花組『ME AND MY GIRL』大劇場公演、千秋楽おめでとうございます。花組の皆様、スタッフの皆様、おめでとうございました。お疲れ様でした。東京公演までしばしの休養を。

そして、鳳 真由様、七輝 かおる様、ご卒業おめでとうございます。幸せと楽しさをありがとう。これからの人生にも幸多きことを、お祈り申し上げます。

ふじP、Pちゃん、鳳 真由様。私がPちゃんの役で印象が強いのといえば、『Victorian Jazz』のアーサー・コナン・ドイルです。誠実な顔で、どこかちょっと外した感じのコナン・ドイル。Pちゃんの演技にはいつも温もりがありました。

『ME AND MY GIRL』のパーチェスターも、真面目なのにどこか外している。「お屋敷の弁護士」を歌う瞬間が来ると、「来た来た来た、来ましたよー、私の出番が!」と一世一代の晴れ舞台に臨むように歌い出す姿が、かっこつけていないのに、かっこ良くて、Pちゃんならではのかっこ良さに見惚れました。どうぞこれからも幸せでいてください。

七輝 かおるくんは、七海さん(かいちゃん)に、星宙バックを作ってくれた七つながり下級生という印象ですが、ダンスが特異なのかな。早い退団がもったいないですが、第二の人生を幸せに歩いて行けますように。

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[stage] 東宝版『1789』に寄せて

前回の更新が5月14日でした。月日の経つのは早いものです。この間に、『グランドホテル-グリーン』を観劇し、星組東京公演『こうもり』と七海ひろきお茶会に遠征し、花組の『ME AND MY GIRL』を見ました。追記:5月14日に花組の天真みちる茶会に参加しました。また別記事で。

そして待ちに待った東宝版『1789』を5/24、6/1と2回観劇。月組の1789は大好きで、思い入れのある演目なのです。2015年月組『1789-バスティーユの恋人たち-』

メイン3役はWキャストで、昨年、宝塚歌劇団を退団した、凰稀かなめの女優デビュー、芸名を本名の赤根 那奈に変更した夢咲ねねの退団後2作目。

観劇したのは、(5/24)小池徹平×神田沙也加×花總まり、(6/1)小池徹平×夢咲ねね×凰稀かなめ。アントワネットとオランプで日を選んだため、加藤和樹氏のロナンは見れずじまいでした。残念ですが、帝劇版『エリザベート』を待ちます。

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