[Zuka] 宙組バウ

望外の喜び!!双璧おめでとう!!!

2月28日(木)、2013年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、宝塚バウホールの上演作品が決定いたしましたのでお知らせいたします。

宙組 ■主演・・・(宙組)蓮水ゆうや、七海ひろき
◆宝塚バウホール:2013年7月25日(木)~8月5日(月)
一般前売:2013年6月15日(土)
座席料金:全席5,000円(税込)

バウ・ウェスタン・ピカレスク『the WILD Meets the WILD』-W.M.W.-
作・演出/生田大和

雪組は彩凪 翔主演でバウ、全国ツアーは『若き日の唄は忘れじ』か、月組は龍&愛希コンビで、モーリス・ルブラン作「ルパン、最後の恋(ハヤカワ・ミステリ刊/ハヤカワ文庫近刊)」まだ積ん読です。

あと、25日(月)に壮さんの羽根を背負っている姿を見に、名古屋に行ってきました。名古屋は途中下車しただけで、お土産もおもかげ庵のシノワロールもお預けになりました。5月にまた名古屋出張の予定なので、お楽しみはとっておきます。感想はまた後日~。

[Zuka] 花組ボルテージあがりまくり

スペシャルトーク『11+(イレヴン・プラス)PART-Ⅱ』(21日)目当てで、花組版オーシャンズ11観劇2回目。開演から2週間近くたち、花組全体のボルテージあがりまくり。舞台が熟成してきていて、もの凄いエネルギーを発している。

初日観劇の感想】で、かなり書ききったつもりだったのだが、初日を上回る勢いのある舞台を見せつけられた。星組版【→感想】で培われた『オーシャンズ11』という作品そのものの魅力に、今回の花キャスト達の個性を上手に乗せることに成功したのが勝因だと思う。

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[book] 面白い芝居には拍手を…河童が語る舞台裏おもて(2)

 河童が語る舞台裏おもて(1)の追記。本書で最後に河童さんが書いている観客へのメッセージがある。本書のどこが好きかと尋ねられれば、ここ、というくらい好きな言葉なので、ご紹介。

最後にぜひ付け加えておきたいのは、”演劇は総合芸術”だと言われている。
つまり、さまざまなパートが集まって出来ているということだが、その中に、観客の参加も重要な要素として含まれている。
”観客あっての演劇”なのである。

昔も今も、芝居を育て、あるいは滅ぼすのも観客である。
だから、面白い芝居には拍手を、つまらないものには不満を!

02/15 19:30(追記)舞台の上演は、さまざま制約の中で、出来ることと出来ないことがある。河童さんは、やれることはやるよ、というスタンスなのだと思う。観ないで文句言う人より、観て文句言ってくれる人の意見を尊重するのは、普通のことだよね。

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[book] 河童が語る舞台裏おもて(1)

今夏(2013年夏)に妹尾河童さん原作の『少年H』が映画公開されるというので、懐かしくなって、『河童が語る舞台裏おもて』 (妹尾河童 文春文庫)を再読した【→1998年12月感想】。残念ながら品切れ重版未定(絶版)なので図書館か古本屋で探しましょう。新潮文庫から出ている『河童が覗いた』シリーズは健在で嬉しい。

妹尾河童さんは、1930年生まれの今年83歳。舞台美術家として知られているが、ち密な手書きイラストが掲載されたエッセイ『河童が覗いた』シリーズ、自分の少年時代をもとにした自伝的小説『少年H』など著述家としても有名で、あおきもどちらかというとエッセイストとしての妹尾河童ファンだった。

その妹尾河童さんの舞台美術家としてのらつ腕ぶりと著述家としての軽妙な文章、そしてイラストレーターとしての腕前を知ることができるのが本書。一冊で3度美味しい。

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