[Zuka] 七海ひろきコンピレーションアルバムと星組次回作

昨日、配信されたTCA MUSIC! Press( 1/16 Vol.155)とTCA Press2月号に七海ひろきコンピレーションアルバムのお知らせがありました。同時配信が、○花組 大劇場「BEAUTIFUL GARDEN―百花繚乱―」、星組 バウホール「New Wave!―星―」、「うたごころ。」#20など。

コンピレーションアルバムってやっぱり七海ひろき御本人が曲をセレクトしたんでしょうね。3枚あります。宙組時代、星組時代、それからプレミアム。1月26日配信。

ひろきとゆずるの「俺たちのDESTINY」が収録されているのは嬉しい。[Zuka] 星組『THE SCARLET PIMPERNEL』(2)~革命の夢 (2017/03/17)に書いていた革命の夢が叶います。ありがとう。

2月配信では、「霧深きエルベのほとり」のアルバム、【七海ひろき ディナーショー「Dearest」】のアルバムもあります。Dearestのアルバムでは、ひろきとDearestの「俺たちのDESTINY」が収録されますね。完璧✧。

ほかは月組「エリザベート」、TMPスペシャル 「夢まつり宝塚’94」など。

【七海ひろきコンピレーションアルバムシリーズ】
✩1月26日配信✩

3月24日、星組東京宝塚劇場公演千秋楽をもって退団する七海ひろきを特集して、コンピレーションアルバムをお届けします。これまで配信してきた楽曲から、宙組時代、組替え後の星組時代に歌った楽曲、そしてミュージカルもののナンバーをそれぞれ集めた3アルバムをご用意します。また、~The Star~には、タカラヅカ・スカイ・ステージの番組「Brilliant Dreams+NEXT」で、紅ゆずると歌った♪俺たちのDESTINYも収録!どうぞお楽しみに!

○七海ひろき ~The Cosmos~
○七海ひろき ~The Star~
○七海ひろき ~The Premium~

七海ひろきコンピレーション・アルバムのお知らせコンピレーション・アルバム

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[Zuka] 星組『ESTRELLAS~星たち~』(1)

スーパー・レビュー
『ESTRELLAS(エストレージャス) ~星たち~』 55分
作・演出/中村 暁

ESTRELLAS(エストレージャス)は、スペイン語で星々(STARS)を意味する。“誰もが星のように光を与えることができる”というテーマのショー。

星組は、2017年に宝塚の伝統的な名曲を集めたレビュー『Bouquet de TAKARAZUKA』→2018年にサイトー・ヒーロー・ショーの『Killer Rouge』と来て、今回のESTRELLASで、ショーの内容がバラエティに富んでいて、飽きないですね。楽しい。

ESTRELLAS幕

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[Zuka][fan] 七海ひろきインタビュー@朝日新聞(2)美しさを求めて

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[Zuka] 七海ひろきインタビュー@朝日新聞(1)今の姿で終わりたい

ラジオ関西(558KHz)「ビバ!タカラジェンヌ」(月曜20時~20時30分)で(星組)七海ひろきさん出演回(1月7日)があり、スカイステージのタカラヅカニュースで、星組パネルクイズ、89期のICHIGO ICHIE リターンズ、公演突撃インタビューがあり、七海ひろき情報が一気に出ましたね。

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[Zuka] 星組『霧深きエルベのほとり』(4)美しく典雅な女

星組お正月公演が始まって、10日経ちました。本公演のレベルが高いので新人公演の目標値も高くなるんでしょうけれど、本公演と性格付けが全然違ったものでも構わないというか、むしろそういうのも見てみたい。

Now on stageで紅さんが「カールは幸せに憧れているという設定でやっている」という話をしていたけれど、各自で設定した役作りでの芝居をみたいなぁ。フロリアンが嫌味なやつでもいいし、トビアスがベティに一目惚れしてもいい。印象がどう変わるんだろう、その相互作用はどう出るか、というのが興味津々です。それが本公演にも影響を与えると思うと面白いでしょう、面白いよね。

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[Zuka] 星組『霧深きエルベのほとり』(3)海に生きるエネルギー

ビール祭りが賑やかに開催されているハンブルクに到着したフランクフルト号の乗組員達が、街一番の安酒場プローストに立ち寄る。

船乗りのカール・シュナイダー(紅ゆずる)はそこで金髪の若い娘マルギット・シュラック(綺咲愛里)に出会う。

開演。銀橋に板付きで、つば付きの白いマリンキャップと船員バッグを抱えたカール・シュナイダーが、深い吐息と共に『鴎の歌(霧深きエルベのほとり)』を歌い出す。マルギットに別れを告げ、水夫仲間にも話せない思いを鴎に託してハンブルクの港から出港する。

初日に低く重い声で憂いを帯びた瞳の紅ゆずるが歌いだした途端にカールだと思った。歌声に乗せた繊細な心のうちが胸を打つのだ。星組による『霧深きエルベのほとり』の再演の成功を確信した瞬間だった。

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[Zuka] 星組『霧深きエルベのほとり』(2)古き良き時代

星組公演『霧深きエルベのほとり』のパンフレットに、菊田一夫先生の作者のことばが掲載されていました。ドイツの港町ハンブルクに訪れた時に読んだ新聞の三面記事にインスピレーションを得て『霧深きエルベのほとり』(1963年初演)を書かれたのだとか。なるほど。その記事はというと。

『何某家の令嬢と、船員あがりの某君が恋におち、ついに彼等は親の反対を説き伏せ、芽出度く結婚したことが、ハンブルク市社交界の話題になっている』

現実はハッピーエンドか!!フィクションは事実より厳しい!!

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