[Zuka] 2013年雪組『春雷』

若手のためのバウホール公演、今回の主演は、雪組の彩凪 翔(92期)。『春雷』は、ゲーテの『若きウェルテルの悩み』を、原田 諒氏がタカラヅカ版に脚色したもの。パンフレットで、原田氏は「いささか原作を膨らませすぎた感はあれど」と述べており、原作とは若干、異なる様子である(原作未読)。

タカラヅカ版『春雷』の主人公は作者のヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ@彩凪 翔である。時代は、18世紀末(1772年)。弁護士の研修を終えて自宅に帰宅したゲーテ@彩凪は、自分が以前に書きためた原稿を見て、自分の失恋体験を文章に残すことを思いつく。

彼は、友に宛てた手紙という形式で、「若きウェルテルの悩み」という小説を書き始める。

雪組バウホール公演『春雷』
雪組バウホール公演『春雷』

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[Zuka] おまけ『Mr. Swing!』

『Mr. Swing!』での役替わりデュエットダンス・芹香斗亜編を観ました。瀬戸かずやは、腕とデコルテ、肩の辺りまで透け感のある青紫のドレスを着ていましたが、芹香斗亜はショッキングピンクの体にぴったりフィットしたハイネック・長袖のドレス。

※写真と本文は関係がありませんw
ランタナ
ランタナ(別名は七変化)

芹香斗亜は、挑戦的な情熱に燃える女性でした。ドレスに慣れてないせいか、足を上げるポーズが蹴りのように鋭かったり、手の振りが空手チョップばりに速かったり、いろいろ元気だったけど(笑)。

最後は、蘭寿とむがジェームズボンドばりに、女スパイを口説いて押し倒した…ように見えました。ひゅーひゅー。

[Zuka] 2013年花組『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』『Mr. Swing!』】
[Zuka] 深読み★ネタバレ『愛と革命の詩』
[Zuka] 深読み★ネタバレ2『愛と革命の詩』
[Zuka] 2013年花組『Mr. Swing!』

[Zuka] 深読み★ネタバレ2『愛と革命の詩』

『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』で一番、好きな場面は、冒頭の夜会で、アンドレア・シェニエ@蘭寿とむ、伯爵令嬢マッダレーナ・ド・コワニー@蘭乃 はな、革命の闘士カルロ・ジェラール@明日海りおが、3人並んで歌うところ。

アンドレア@蘭寿が「自由を求め」と言うと、ジェラール@明日海が「平等」、マッダレーナ@蘭乃が「愛」と受け、そして3人で「魂の翼 広げ はばたこう」と声を揃えて歌うハーモニーが美しい。

『愛と革命の詩』幕
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[Zuka] 2013年花組『Mr. Swing!』

ショー・オルケスタ『Mr. Swing!』。真紅のスーツのMr.Swing蘭寿とむを中心に、ずらりと黒スーツの男役達が銀橋に並ぶイントロダクション。青と金のドレスに身を包んだ蘭乃はなを娘役達が取り囲んで舞い踊るプロローグ。何が出てくるか判らない楽しい楽しいびっくり箱のようなショーだった。演出は、稲葉太地

Mr.Swing
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[Zuka] 深読み★ネタバレ『愛と革命の詩』

『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』について、つらつら考えている。手堅くまとまっていて、判りやすい構成になっているのだが、どうにも主題が読み取りにくい。

特設サイトの【演出家・植田景子による見どころ紹介】で、タイトルの由来は以下のように紹介されおり、植田景子氏は、『“不安定な社会の中でいかに生きるか?”、“愛こそ希望”という想いが伝えられる作品になれば』と述べている。つまりこのタイトルと「愛こそ希望」に主題が込められているのだろう。

を求めるマッダレーナ(蘭乃はな)。
革命に燃えるジェラール(明日海りお)。
に生きるアンドレア・シェニエ(蘭寿とむ)。
フランス大革命という激動の時代、その中で、真実の、人間の平等、そして魂の自由を追求する三人の物語。

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[outing] マリー・アントワネット物語展

 【兵庫県立美術館】で開催中の「マリー・アントワネット物語展」。マリー・アントワネットは、フランス国王ルイ16世の妃であり、フランス革命で処刑された「悲劇の王妃」です(←いらぬ説明)。

フランス革命、マリー・アントワネットといえば、池田理代子氏の『ベルサイユのばら』。「マリー・アントワネット物語展」の音声ガイドのナビゲーターは池田理代子氏が担当しています。ほかにも池田理代子氏画の一筆箋とかチケットファイルとか、グッズも販売中です。

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[outing] 兵庫県立美術館とカエル

兵庫県立美術館】は、阪神淡路大震災で被災したため、平成14年4月に現在の場所【地図】に新設移転しています。その位置づけは、『震災からの「文化の復興」のシンボル』。基本理念は、『芸術を通じて”人間の心の豊かさを」を取り戻そう』です。

兵庫県立美術館から王子動物園までの道は、「ミュージアムロード」【地図(PDF)】という愛称です。JR灘駅の高架下には、カエルの絵がペインティングされています。反対側は、【王子動物園】が中国からレンタルしているパンダのタンタン。

カエルはなんでしょう。

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