[Zuka] 桜華に舞え~筋を通す者ーサムライの生き様~

12月20日は、星組トップコンビ(北翔海莉・妃海風)の退団公演であった『桜華に舞え』-SAMURAI The FINAL-『ロマンス!!(Romance)』(公式)東宝千秋楽を観劇し、さやかさん(美城れん)のフェアウェル・パーティに参加して見送り(見送られ)、夜行バスで帰阪した。あれから1か月が経ち、北翔海莉はすでにクリスマス・ディナーショーを終え、来年のスケジュールも、レコーディング、全国ツアー、コンサート、9~10月『パジャマゲーム』(日本青年館、シアタードラマシティ)まで発表されている。北翔海莉オフィシャルWEBサイト

その退団後の生き生きした様子を見て、誰かを思い出した思い出した。ああ、北翔海莉も解き放たれたんだろうな、という思いに囚われた。

“[Zuka] 桜華に舞え~筋を通す者ーサムライの生き様~” の続きを読む

[Zuka] 星組 『燃ゆる風』主な配役

今日から有沙 瞳ちゃんが雪組から組替えして星組に配属になります。公式も星組に変更。がんばれ、くらっち!希帆ちゃんと約一か月間、同じ組。OSO(インド人)とバウ組に分かれていますが、会えるといいね。

__

遅いのですが、メモ的に『燃ゆる風 -軍師・竹中半兵衛-』の主な配役が集合日(2016/12/05)に出たので、記録に残しておきます。

“[Zuka] 星組 『燃ゆる風』主な配役” の続きを読む

[Zuka] 雪組東宝公演千秋楽

『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』東宝公演、12月25日クリスマスの千秋楽おめでとうございます。雪組の皆様、スタッフの皆様、おめでとうございました。お疲れ様でした。

『私立探偵ケイレブ・ハント』は、宝塚大劇場での初見時と見違えるように変わっていた。セリフも所作も同じように見えるのに、ちょっとした表情や間合いで印象が変わる。特に、早霧せいなのケイレブと咲妃みゆのイヴォンヌの間柄は新鮮だった。サスペンス風味の王道ラブストーリーになっていて、びっくりした。

イヴォンヌと話すマクシミリアン(月城 かなと)に対するつっけんどんな態度のケイレブさんやケイレブの身を案じて取り乱すイヴォンヌをなだめながら焦るケイレブさんを見ているのが、楽しかったです。ありがとう、ちぎみゆ。

『Greatest HITS!』は、稲葉大地氏の「もしもこの広い世界を結びつけることの出来るものがあるとするならば、それは言語や思想ではなく「歌」なのではないだろうか。他者との違いを認めながらも、同じメロディを歌うことが出来る、そこに世界はつながるのではないだろうか」という根底に流れる思想がすてきなショー。

大げさな話ではあるけれど、もしも、もしも、可能性があるとしたら・・・。そう可能性を考えることのできる夢。夢の世界ではあるけれど、夢の世界を武器に現実を変えようとする人たちに感謝とエールを送りたい。

舞咲りん、ヒメの歌唱に魅了された『Greatest HITS!』でございました。ちぎサンタ(早霧 せいな)とトナカイず(鳳翔 大・月城 かなと)も楽しかったけれど、ヒメの復活を祝う!

2016年、ありがとうございました!

本公演での朝風 れいや同期の香綾しずるを見ていると、要所を締める役ができる人たちの貴重さを痛切に感じる。パイセンこと、朝風れい、『パルムの僧院』のジレッティ、『アル・カポネ』のビッグ・ジムなどの癖のある役から、本作での』レストランのマネージャーのように立ち姿でスタイリッシと温かさを感じさせる役どころが出来る人だった。

朝風 れい様、和城 るな様、水沙 瑠流様、真條 まから様、瀬南海 はや様(以上12月25日付)、碧月 れん様(8月22日付)、ご卒業おめでとうございました。幸せと楽しさをありがとう。これからの人生にも幸多きことを、お祈り申し上げます。

[Zuka] 2016年花組 宝塚舞踊詩 『雪華抄』

2016年を締めくくる花組公演。トップ娘役の花乃まりあ、かのちゃんの退団公演となる 和物ショー宝塚舞踊詩『雪華抄』とトラジェディ・アラベスク『金色の砂漠』 の2本立て。

ショーの全体感想。『雪華抄』(作・演出/原田 諒)は、春夏秋冬と花鳥風月を組み合せ、伝統的な日本舞踊に現代的なアレンジを加えたきらびやかで美しいショーだった。場面と場面のつなぎが流れるように自然体で構成されていて美しく、原田先生の演出のセンスが冴え渡る。丸山敬太氏が衣装デザイン・監修をしたお着物の数々は色使いが鮮やかだが、原色の組み合わせが少ないので柔らかさもある。

“[Zuka] 2016年花組 宝塚舞踊詩 『雪華抄』” の続きを読む