[Art] クリムト、シーレとウィーン

『クリムト展 ウィーンと日本1900』

豊田市美術館で開催していた『クリムト展 ウィーンと日本1900』

過去最大級と銘打たれた、19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト(1862-1918)の展示会です。 今年は、日本・オーストリア外交樹立150周年記念とクリムトとその弟子であるエゴン・シーレ(1890-1918)の没後100周年が重なっているということです。

あいちトリエンナーレと同時開催だったので、10月11日に立ち寄りました。17時閉館で入ったのが、16時だったので駆け足もいいとこでしたが、10月14日までだったので行けただけでもラッキーでした。

豊田市美術館

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[Zuka] 星組大千秋楽~星のうえでふたり~紅ゆずると綺咲愛里の卒業

紅ゆずるが、綺咲愛里とともに宝塚歌劇を卒業する。退団同期は如月蓮、麻央侑希、蓮月りらん。

昨日、台風19号の影響により11時公演とサヨナラショーのある15時30分公演が休演となり、本日の千秋楽の上演も懸念されましたが、無事に定刻通りに開演できそうで喜ばしいです。

各地で台風19号による影響が出ており、舞台にあがる組子の中にも、支えるスタッフ運営側にも、千秋楽を見送るファンの中にも、出身地や縁のある土地が気にかかる人がいるとは思います。

これ以上、被害が大きく広がらないよう願いながら、

宝塚歌劇でしかできない、ひとときの夢を描き、明日への希望を歌い上げてください。

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[Stage][OG] 美弥るりか『 Rurika Miya 1st Live in Osaka』

美弥るりかさんのRurika Miya 1st Live in Osaka  @オリックス劇場(10月4日)に行ってきました。

Rurika Miya 1st Live in Osaka @オリックス劇場

美弥ちゃん、細い身体ですごい。

尺が伸びて3時間強。間に25分の幕間があったけれど、歌って喋って喋って、踊って、ぶっ通しでした。

歌も踊りも退団後にうまくなる。
OGあるある。

退団からまだ4か月です…。
美弥ちゃんもひろきさんと同じスタートダッシュ派だったのか。

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[Zuka] 花組『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』

花組のお稽古場情報で、高翔みず希組長とみりおさん(明日海りお)の会話。

組長「青い薔薇の精はカッコいいよね」
明日海「いや、カッコよくないです」

珍しくきっぱりばっさり否定する、みりおさん。
そして
バツが悪そうに、笑みで補足する。

明日海「だって青いもん」(笑)

テレビ前の私「だって青いもん」??

「だって青いもん」(エコー)
「だって青いもん」(エコー)

テレビ前の私「もん?もしもし、みりおさん?拗ねてる?かわ」

たしかに全身青かった青い薔薇の精。作中で派手なアクションはなく、罪の存在として空間を彷徨い、老いることもなく、人間の行動を導き、見守る。青みがかった髪、青みがたったお衣装を着こなした明日海りおの美しさだけが際立つ。

宝塚歌劇団の初の女性演出家として、独自の道を切り開いてきた植田景子が、本公演をもって退団する花組男役トップスター明日海りおのために書き下ろした新作『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』。大人のための童話であった。

(左)花組『A Fairy Tale』と(右)月組『I AM FROM AUSTRIA』

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[Zuka] 宙組『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』~世界一のお金持ち

もえこちゃん、瑠風輝様、初主演&夢白あやちゃん初ヒロインおめでとうございます。こってぃ、鷹翔千空様も2番手おめでとうございます。この三人の組み合わせは『神々の土地』の新人公演の組み合わせですね。

公演時間が、幕間とフィナーレを含めて2時間10分と通常のバウホール公演(幕間含めて2時間30分)より短かったけれど、満足度の高い公演でした。コメディ風味もあるけれど、含みが重い。重いけれど、表現方法が素晴らしい。

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