東京宝塚劇場の花組オーシャンズ11前楽(15:30)に行ってきました。
宝塚大劇場で1か月公演して、東京宝塚劇場の公演も前楽なので、お芝居がすでに「型」の域に入っている印象を受けた。【02/08宝塚初日】【03/11宝塚千秋楽】よりも、演出に安定感があり、個々の演技の完成度が高い。舞台は日々進化するものだということを実感した。
アドリブも滑らかで、ベネディクトのオフィスで、アン・ウッズ@初姫さあや達が繰り広げるアドリブも、これはアドリブなのかというリアリティのあるウィットに富んだノリだった。さあや素敵☆【03/10観劇録】。そして、ここで、初姫アンに「あなたもやる?」と言われたテス@蘭乃はなが、真剣な表情を保ったまま、「ええ」と答えるのに、いつも感心する。私だったら、笑ってるね、絶対。
メインキャスト達の安定感に加え、テーラー@月央和沙やブルーザー@天真みちる、マイク@大河凛と3ジュエルズ(芽吹 幸奈・菜那 くらら・仙名 彩世)、エディ@冴月 瑠那などの脇を固めるメンバー達が、それぞれ自分の個性を出せているのも頼もしい。
花野じゅりあの休演により、ポーラ役を務めた華雅りりかも良かった。ラスティー@北翔海莉に全力アタック中のキュートな女性を、はつらつさと演じていた。じゅりあの妖艶でおきゃんなポーラも大好きだったし、同じ役なのに、演者が変わると場面の雰囲気も変わる。「役替わり」の面白さとこわさを見た。
花組パワー万歳。蘭寿とむ万歳。
客席降りで、抜群の笑顔で駆け抜けていった北翔海莉に乾杯。
(Jump!と叫ぶ、みちこ様(北翔海莉)に、背中を押された気がしました。)
今週ずーっと苦しめられている風邪のため、他の予定をキャンセルしたので、観劇だけで帰ってきました。東京は、連休中のため、人出が多く、やたら疲れました。仕事中の友人を呼び出して立ち話した15分と、観劇中の3時間が唯一、心休まる時間でしたわ。前回の宙組前楽観劇【4/14前楽観劇】から、20日ほど空いたので、Zukaエネルギーが欠乏してたんですね、きっと。花組オーシャンズ11のDVDも買ったので、これでパワー充填をはかります。