[diary] COVID-19パンデミック雑記(10)みんな最前線

おうちから見える空


みんな最前線

[diary]COVID-19パンデミック雑記(7)で、「医療現場はまだまだ最前線ですが、Stay Homeしていた私達」と分けて書いていたらですね、 都立駒込病院感染症科部長の今村顕史先生がつぶやかれておられました。

今村先生は、パンデミック前から、Twitterや facebookなどで、こまめに折々の感染症の流行や注意事項などを流してくださっていた、穏やかで理性的なお医者様です。Twitterでは相互フォローで長年お世話になっております。ありがとうございます。

パンデミック雑記(7) 👈追記しました。

パンデミックにおいては、誰しもが最前線にいる、と肝に銘じたいと思います。人が移動するとウイルスも移動する。ウイルスは職業や身分で人を差別しないですね。(^^ゞ(;´д`)トホホ…

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大防止のために外出自粛や行動変容が言われだし、非戦闘要員は退避、疎開してろって言われたような気がしましたが、非戦闘要員でもそれぞれの持ち場でウイルスの防御しなければならない。Stay Homeでも、みんな最前線。with コロナ時代。

COVID-19 は重症化した人が回復しても、呼吸器疾患などの後遺症が残る可能性があるということで、個人的には、OG含めて歌うフェアリー達には安全なところに退避していて頂きたい気持ち。

👇今村先生へのインタビュー


今回のパンデミックでは、”エッセンシャル・ワーカー”という言葉が認知されましたが、医師や医療従事者は、”エッセンシャル・ワーカー”の筆頭とされます。国民皆保険制度はこういう医療機関に勤務する医療従事者の使命感と献身によって支えられています。

ちょうど1年前(2019年5月23日)の記事です。この頃すでに「医療危機」。

病院の中でも、特に公立・公的病院はセーフティーネットのひとつだと考えたほうがいいと思います。公立・公的病院の整備と補強は政治の責任です。2000年頃から、診療報酬改定のたびにマイナスに削る医療費抑制の方向性ですが、高度専門性に見合う対価を払うように転換が必要。2018年に治療で阪大病院の産婦人科に通って、外来の待ち人数に驚きました。待つのもしんどいですけど、あの人数にドクターもナースもよく耐えてる…!!(一般病床数は削ってもいいんじゃ…個人の感想です)。


”エッセンシャル・ワーカー”という言葉を日本では”必要不可欠な仕事に従事する人”と言ったりしていますが、元の定義は以下のようなもの。

  • 人々の生命と財産の保護を行う ”the safety of human life and the protection of property”、
  • そのために働く従事者、労働者”essential employee”

当初は、法執行機関、治安維持、食品製造、医療提供、緊急事態・救急対応だけだったのが、COVID-19 パンデミック下で、職種が追加されたようです。

”the standard definition of an essential employee is someone that performs work involving the safety of human life and the protection of property, according to the 2013 Essential Services Act.”

“The meaning generally applies to workers in law enforcement and public safety, food production, health care providers and emergency personnel, among others. “

  • ● ”Coronavirus: Who are considered ‘essential’ workers?” (FoxNews, March 23)https://fxn.ws/3aaooYC