[Zuka] 花組次期トップ娘役決定・華ちゃん

花組 次期トップ娘役について | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

2019/01/11

このたび、花組次期トップ娘役に、華優希が決定しましたのでお知らせいたします。

なお、新トップ娘役としてのお披露目公演は、2019年6月25日に初日を迎える花組横浜アリーナ公演『恋スルARENA』となります。

ゆきちゃん(仙名彩世)の後を受けた明日海りおさんの相手役・トップ娘役の発表が1月11日にありました。華優希ちゃん(100期)。100期のトップ娘役は宙組の星風まどかちゃんに続いて2人目です。

華ちゃん、おめでとうございます。

みりおさんの相手役は、初代:蘭乃はな、二代目:花乃まりあ、三代目:仙名彩世と来て、4人目ですね。みりおさんが花組トップスターに就いて今年の6月でまる5年。宝塚歌劇の顔である、現役トップスター5人の中で最も長いトップスターです。

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人気も実力も高いみりおさんのたぶん最後の相手役。みりおさんも痩せちゃって、舞浜の『Delight Holiday』で、その細くて華奢な少年感が気になったりしたのですが(仕事柄ね!)、ほわほあした素顔と舞台のギャップがたまらない実力者。

だからこそ噴出した噂や意見もいろいろ聞きましたが、私はトップ娘役不在にならなくて良かったなぁと思って、ただそれだけですね。トップ娘役候補となりそうな娘役(花組他)を上げていくと、誰がなってもおかしくなかったし、花娘としてみりおさんと共に花組をもり立てるという心意気があれば誰でも歓迎という感じだったので、華ちゃんで良かった大本命じゃんおめ!と思っています。

大本命というのは、華ちゃんは『邪馬台国の風』で新公ヒロインをやる前から、七海ひろきさんの花組の妹として一部では有名な存在(七海パソブにサリー役で登場)、それが同期のみりおさんの相手役なら過保護なお兄様も本望でしょうという。他意はありません。

『はいからさんが通る』の紅緒役、『ポーの一族』のメリーベル役のこの2役は有名原作の舞台化というのでそのイメージに合う娘役が求められた、難役でした。この2つの役を見事にやりきった華優希ちゃんは、素晴らしい花娘だと思います。

『邪馬台国の風』の新人公演ヒロインを演じる前に『はいからさんが通る』の紅緒役の発表があり、すごいプレッシャーじゃん大丈夫なの、と思って新人公演を観に行きましたが、本役の仙名彩世とは異なるヒミコ(マナ)像を演じてくれて安心した覚えがあります。御本人は色々な思いがあるかもしれませんが、体当たりでがんばってください。きっとだいじょうぶ。

ただショーがちょっと弱いかな。ショースターのお稽古と経験を重ねるしかないと思います。 『メランコリック・ジゴロ / EXCITER!!2018』の全国ツアーを梅芸メインホールの2階で見ていたら、『EXCITER!!2018』での華ちゃんの緊張がすごくて何事かと思いましたが、あれは『雨に唄えば』のさくさく(美園さくら)と同じタイプの緊張感だったんだなと今になって思います。

お披露目公演が、横浜アリーナでの、2019年6月25日(火)19時、6月26日(水)14時・19時の3回しかない公演『恋スルARENA』というゴージャスエキサイティングなステージ‥(よくわからなさがサイトー・ショーだな)、コンサートですね。6月26日がみりおさんのお誕生日というのもあり、盛り上がりそう。コンサートは箱の規模にかかわらず楽しいので、行ければ行きたいです。

花組には麗しのヒロイン、97期のしろきみ(城妃美伶)ちゃんがいるのですが、私はですね、ゆきちゃんと同時退団の、じゅりあ様(花野じゅりあ)とべーちゃん(桜咲彩花)という豪華花娘達が減るのが寂しくって、しろきみちゃんには自由な存在の花娘として咲き誇っていて頂きたくお願いしたいです。

しかし恋スルARENA。。おしゃれなんだかなんだかわからないタイトルですね。わかんないけれど、いいですよいいです。『A-motion』は楽しかった。