[book] 面白い芝居には拍手を…河童が語る舞台裏おもて(2)

 河童が語る舞台裏おもて(1)の追記。本書で最後に河童さんが書いている観客へのメッセージがある。本書のどこが好きかと尋ねられれば、ここ、というくらい好きな言葉なので、ご紹介。

最後にぜひ付け加えておきたいのは、”演劇は総合芸術”だと言われている。
つまり、さまざまなパートが集まって出来ているということだが、その中に、観客の参加も重要な要素として含まれている。
”観客あっての演劇”なのである。

昔も今も、芝居を育て、あるいは滅ぼすのも観客である。
だから、面白い芝居には拍手を、つまらないものには不満を!

02/15 19:30(追記)舞台の上演は、さまざま制約の中で、出来ることと出来ないことがある。河童さんは、やれることはやるよ、というスタンスなのだと思う。観ないで文句言う人より、観て文句言ってくれる人の意見を尊重するのは、普通のことだよね。

河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫) 河童が覗いたヨーロッパ (新潮文庫)
妹尾 河童

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[book] 河童が語る舞台裏おもて(1)

今夏(2013年夏)に妹尾河童さん原作の『少年H』が映画公開されるというので、懐かしくなって、『河童が語る舞台裏おもて』 (妹尾河童 文春文庫)を再読した【→1998年12月感想】。残念ながら品切れ重版未定(絶版)なので図書館か古本屋で探しましょう。新潮文庫から出ている『河童が覗いた』シリーズは健在で嬉しい。

妹尾河童さんは、1930年生まれの今年83歳。舞台美術家として知られているが、ち密な手書きイラストが掲載されたエッセイ『河童が覗いた』シリーズ、自分の少年時代をもとにした自伝的小説『少年H』など著述家としても有名で、あおきもどちらかというとエッセイストとしての妹尾河童ファンだった。

その妹尾河童さんの舞台美術家としてのらつ腕ぶりと著述家としての軽妙な文章、そしてイラストレーターとしての腕前を知ることができるのが本書。一冊で3度美味しい。

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[Zuka] 星組台湾

台湾公演の『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』の主な配役とポスターが掲載されていた。そして、台湾公演の中国語サイトも開設されていた。いつの間に・・。

中国語サイトのURLは、”http://takarazukarevue.tw”で、台湾のトップレベルドメインで開設ですね。突貫っぽいですが、ないより全然良いです。良かった。ちえ(柚希)が色っぽい~。柚希禮音と夢咲寧寧と書いてあるのが新鮮です。

台湾公演の主な配役に真風 涼帆や如月蓮の名前がないということは、『南太平洋』のほうに出演か。『南太平洋』は観劇予定ですが、残念ながら中日と台湾は行けません。どちらも良い公演になりますように。

【星組 中日劇場公演/台湾公演『怪盗楚留香外伝-花盗人-』主な配役 決定(2013/02/12)】

宝塚歌劇団 台湾公演の中国語サイトが開設

台湾公演中国語サイト画像
台湾公演中国語サイト

[Zuka] 2013年雪組『ブラック・ジャック』

手塚治虫の命日(2月9日)に始まった本公演だが、「ブラック・ジャック」週刊少年チャンピオン連載40周年を記念しての公演らしい。タイトルに「挽歌」がついていたので、誰か死ぬのかと思ってドキドキして観ていたが、死人は出ず、どちらかというと、エレジー(哀歌)の意味の挽歌だった。手塚治虫の名作『ブラック・ジャック』に対するオマージュがふんだんに込められた正塚作品である。かなり好き。DVDはでないらしい。残念。

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