『第二回 宝塚歌劇団 台湾公演』、台風で初日8月8日(土)19時30分公演が中止となったそうです。現地に台風による被害がないことを祈ります。そして大変ですが、払い戻しや代替も混乱を来さないように行われますように。花組の皆様も緊張が続きますが、美味しいものでも食べて、しばしの猶予をのんびりしてください。
(1)で、豪華さはやや控えめと書いた台湾公演に向けての梅芸公演『ベルサイユのばらーフェルゼンとマリー・アントワネット編』は、プロローグと中盤のスウェーデンの花祭りが新しくなっていた。プロローグはもちろん、スウェーデンの花祭りの場面は、昨年の旧バージョンも爽やかで大好きでした。花祭りの場面は、娘役達の作る色鮮やかで華やかな舞いに、男役のシンプルで切れの良い踊りが入る、時間軸や場所の切り替えにはもってこいの場面です。こういう切り換えに群舞を持ってくるのは、『風と共に去りぬ』でも見たので、植田 紳爾氏の手法の一つなのかなと思ったりしました。