まいにち生活 SideB を更新しました。竹信三恵子『家事労働ハラスメント』 (岩波新書)の【感想】です。
本書の著者は、「家事労働を貶めて、労働時間などの設計から排除し、家事労働に携わる働き手を忌避し、買いたたく。こうした『家事労働ハラスメント(家事労働への嫌がらせ)』ともいえる行為の数々が、多くの女性の貧困と生きづらさを生み、それが、いま女性以外の人々の貧困と生きづらさをお招き寄せる」とし、「見えない働きの公正な分配」を提起する(「はじめに」ⅸ)。
観劇ライフを綴っています
『THE MERRY WIDOW』のストーリーは一言で言うと、「ダニロとハンナが寄りを戻す」話である。←我ながら身も蓋もないな(^^;)
以下、ネタバレを含みます。
月組『THE MERRY WIDOW』は、主演の専科・北翔 海莉を星条 海斗と凪七 瑠海が支えるというピラミッドがしっかりしていて、娘役もみんなそれぞれに個性を発揮していて、下級生達も伸び伸びしていた。
ダニロ@北翔 海莉は、ポンテヴェドロ王国からパリに赴任し、いきつけであるパリのキャバレー・マキシムに向かう。♪さあ♪ 行こう♪ マキシム♪ 夢の世界 ♫ロロ ドド ジュジュ ♫フルフル クロクロ マルゴー!
Maxim’sの歌には、踊り子達の名前が、リズミカルに入っていている。最初はフランス語?と思ったのだが、パンフレットを見てパリ娘達の名前だと気付いた。【→カタカナで歌うオペラ・アリア】 マキシムでは、ボーイと踊り子達のカンカンが賑やかに華やかに繰り広げられている。カンカンのBGMは、誰でも一度は聞いたことがあるであろうジャック・オッフェンバックの「天国と地獄のギャロップ」【→Youtube】。跳んだり跳ねたり、側転前転、リフトに足あげ。躍動感が溢れていて楽しい!! 踊り子たちの衣装は胸元に黄色のリボン飾りを施した白い上衣に、青いスカート。たっぷりのふりふりペチコート。めっちゃ愛らしかった。※
※マキシムメンバー
ボーイ達:マヌー(貴千 碧)・ジロー(隼海 惺)・チボー(朝美 絢)・トニー(夢奈 瑠音)・ルノー(蓮 つかさ)
踊り子達: ロロ(玲実 くれあ)・クロクロ(風凛 水花)・ドド(楓 ゆき)・マルゴ(叶羽 時)・ジュジュ(桜奈 あい)・フルフル(海乃 美月)
専科・北翔 海莉主演 月組公演『THE MERRY WIDOW』。北翔 海莉と星条 海斗と凪七 瑠海の3人で、月組の若手を引っ張っていて、組子たちも楽しげだった。咲妃みゆは感情表現が豊かで、顔や手だけではなく、全身を使って喜怒哀楽を表現していた。キラキラしていた。彡☆
『メリー・ウィドウ』は、フランツ・レハール作のオペレッタである。オペレッタは日本語では喜歌劇と訳されていて、コミカルで楽しい音楽劇が基本のようだ。『メリー・ウィドウ』は、ウィーンでは年末恒例の演目で、「陽気な未亡人」を指す(原題はドイツ語『Die lustige Witwe』)。
本公演は北翔 海莉の歌唱力・演技力・ダンス力(←というのか?)で勝負!の演目で、とにかく北翔 海莉が大活躍。舞台に立つことを思う存分楽しんでいた。公演中の音楽は原作のものをアレンジして使っていて録音のようだったが良い演奏だった。聴き応えがあった。Maxim’sの踊り子に扮した月組生達がカンカンを踊りまくるのも華やかで楽しい。ストーリーはですね、ちょっと突っ込みどころはあったけれど………いいのだ!楽しいは正義!←(^^;)