[Zuka] 宙組の太陽~朝夏まなと退団に寄せて

タイミングを逃した。宙組の太陽が11月19日(日)に退団した東京宝塚劇場では星組公演が始まりました。止まることなく走り続けるのが宝塚というところで、それは重々承知のはずでしたが、今回ばかりはめっちゃ寂しくて、心に穴があいたような気分になっています。

宙組も 『WEST SIDE STORY』の集合日が25日(土)で、既に宙組トップスターは真風涼帆さん、新トップ娘役に星風まどか嬢が就任しています。花組から組替えの芹香斗亜さんも2番手として集合日に集まっているはず。

真風さん、まどかちゃん、おめでとうございます!!

あ、今日(11/28)は宙組DC/日本青年館公演『不滅の棘』の集合日らしいです。愛ちゃん(愛月 ひかる)主演おめでとうございます。ヒロインはららちゃん。おめでとう!!

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[Zuka] 麗しのイレーネ~伶美うらら退団に寄せて

自己流解釈を書き連ねたブログ記事

『神々の土地』『クラシカル・ビジュー』についてはまだ書きたいこともあるんですが、ちょっとだけ、伶美うらら嬢について。歌劇11月号に上田久美子氏による「伶美うららを送る言葉」が掲載されていて、話題を呼んでいます。まぁ様こと朝夏まなとさん、ありさ(瀬音)、しーちゃん(彩花)、まやちゃん(涼華)も11月19日付けで退団されました。皆様、ご卒業おめでとうございます。

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[Zuka] 宙組『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~』

東宝千秋楽(11/19)が明日に迫りました。東京遠征もしましたが、宙組トップスター朝夏まなと様退団公演の『神々の土地~ロマノフたちの黄昏~』『クラシカル ビジュー』。12月1日発売の宝塚イズム36に原稿を書いたら、満足しちゃってました。

ロシア帝政末期に起きた怪僧ラスプーチン暗殺事件を題材に、暗殺の実行者であるドミトリー・パブロヴィチ・ロマノフを主人公にし、ロマノフ家の終焉とロシア帝国の滅亡の史実に創作と改変を交えて書き下ろした上田久美子氏のオリジナル大劇場作品第三弾。

美しい物語だった。救われるものはおらず、悲劇性の高い物語だけれども、歴史の歯車とはこういうものかと思わせてくれた。そこに描かれていたのは、自分の生きる道を考え、自分に出来ることを成そうとした数多の人々の姿であり、大地に刻み込まれた人々の愛の姿であった。

上田せんせい。公演中もセリフや小道具など細部の改善を続け、美の追究に余念がなかったらしいですが、作品の緻密な構成と登場人物像の丁寧な造形が冴え渡り、まぁ様を中心に宙組が一丸となって取り組んでいる姿に観劇の度に感動していました。

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[Stage][Zuka] 慰霊のラ・バヤデール・鎮魂のエリザベート(2)

宙組『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』東京劇場公演初日おめでとうございます。20周年エリザベートを宙組一丸となって深化させて行ってくれる事を願っています。まだ暑さが残りますが、千秋楽の上演回数1000回を目指してがんばってください。

[Zuka] 2016年宙組『エリザベート-愛と死の輪舞-』
[Stage][Zuka] 慰霊のラ・バヤデール・鎮魂のエリザベート(1)

宙組のエリザベート(実咲 凜音)は、努力と愛の女性であった。

実咲凜音 エリザベート役は「神様のプレゼント」 (日刊スポーツ 2016年9月1日)

シシィ(エリザベート)は、16歳でオーストリー皇帝フランツ・ヨーゼフ(真風 涼帆)と結婚し、オーストリア皇后となる。未来の皇后として母ルドヴィカ(美風 舞良)の期待を一身に受けていたのは姉のヘレネ(桜音 れい)であり、次女であったシシィ(エリザベート)は、父マックス(悠真 倫)の旅行や狩りにでかけ人生を謳歌する姿に憧れ、勉強嫌いで乗馬や外遊びを愛好する少女だった。

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[Zuka] 宙組トップ娘役・実咲 凜音退団

宙組トップ娘役・実咲 凜音 退団会見のお知らせ(2016/08/23)

宙組トップ娘役・実咲 凜音が、2017年4月30日の東京宝塚劇場公演『王妃の館』『VIVA! FESTA!』の千秋楽をもって退団することとなり、2016年8月24日(水)に記者会見を行います。

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[Stage][Zuka] 慰霊のラ・バヤデール・鎮魂のエリザベート(1)で、「荒ぶる魂を抱える黄泉の帝王。なぜそんなに荒ぶっているのだ」と書いた翌日の退団発表。そりゃ荒ぶりますね、トート閣下。

みりおんで、印象深い役は、『モンテ・クリスト伯』のメルセデスと、『うたかたの恋』のマリー・ヴェッツェラ、『王家に捧ぐ歌』のアイーダ、そして『エリザベート』のシシィ。

りかさん(鳳稀かなめ)とのコンビ時代を経て、まぁ様(朝夏まなと)とのコンビ時代において、宝塚のトップ娘役としての実咲 凜音の完成形が見えてきた『エリザベート』でしたが、まだ東京公演も、轟理事との『双頭の鷲』も、退団公演もあるので、ここで息切れせずにがんばって欲しいものです。トップ娘役のがんばりが、娘役の格を決める。

『双頭の鷲』の先行画像が素敵過ぎて、のけぞりました。期待大。

[Stage][Zuka] 慰霊のラ・バヤデール・鎮魂のエリザベート(1)

宙組の『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)』大劇場公演、千秋楽おめでとうございました。宙組の皆様、スタッフの皆様、おめでとうございました。お疲れ様でした。東京公演までしばしの休養を。

そして、天玲 美音様、ご卒業おめでとうございます。幸せと楽しさをありがとう。これからの人生にも幸多きことを、お祈り申し上げます。

個性派てんれーが宙組の舞台から去るのは寂しいです。怪しげなラウシャー大司教様、ゾフィー皇太后に「(出前を)取ったことあるのね?」と突っ込まれて、「ちょ、ちょっと」とやや狼狽えながら答えるのが可愛かったです。

さて、7月8日/9日に、兵庫県立芸術劇場でノイズム(Noism) 劇的舞踊「ラ・バヤデールー幻の国』を観劇した。これが素晴らしい舞台で、8日の予定だけだったのが、観劇後に9日のチケットを追加した。その後に宙組エリザベートを見て、感触も風合いも全く異なるものの、なぜか「ラ・バヤデール」と重なったのである。

古典バレエの名作「ラ・バヤデール」を下敷きにした「ラ・バヤデール -幻の国」(脚本:平田オリザ、演出:Noism芸術監督 金森穣)は慰霊の物語と銘打たれていたが、宙組の『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)』は、鎮魂の物語と銘打ちたい。ちなみに今回は、慰霊のラ・バヤデール編。

ノイズム(Noism)::りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が舞踊部門芸術監督に金森穣を迎えたことにより、日本初の劇場専属舞踊団として2004年4月設立。正式メンバーで構成されるメインカンパニーNoism1と研修生が所属するNoism2の2つのカンパニーからなる。

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