[Zuka] 2014年宙組『ベルサイユのばら-オスカル編』

宙組『ベルサイユのばら-オスカル編』役替わり公演で中日を過ぎようとしています。Aパターンは個人的な都合で2回分フイにしたので、観劇はA:2回、B:4回の計6回の予定です。

ベルサイユのばら幕
ベルサイユのばら幕

Aパターンの観劇日は、5月10日(土)11時、12日(月)13時。Bパターンの観劇日は、5月17日(土)11時、19日(月)13時、30日(金)13時、31日(土)15時貸し切りの4回。

個人的にはBパターンの配役がツボです。かなめさんの、個人的な好みで、これぞオスカルというかなめオスカルに、キタさん(緒月)アンドレが、さすが同期コンビで距離感の保ち方が絶妙です。まーさま(朝夏)ジェローデルは、まーさまの清冽な気品にジェローデルがしっくり来て、貴族の誇りとオスカルへの、静かだけれど深い愛情を垣間見せるジェロ様でした。

かいちゃん(七海)アランは、あつい。アランはキャラクターとして熱いんですが、かいちゃんアランは青臭い熱さ(笑)。わかっ!っていう。かなめオスカルへの憧れ、熱狂、歓喜を素直に見せる七海アランです。

ストーリーは一幕が月組版や雪組全ツアー版と変わっていて、原作に忠実な展開になり、二幕とスムーズに繋がっています。判りやすい。ペガ子は精密になっていて、羽がパタパタ動くのが、かわいいですw(^ ^)。黄金の甲冑を身につけた、かなめさんが、月の女神アルテミスか、美の女神アフロディテかという。見ほれます。

ペガサスに乗るオスカル
ペガサスに乗るかなめオスカル
  • ※ブイエ将軍が「女のくせに」を連呼しなかったし、ジェローデルがオスカル様を引っぱたくシーンもないし、私的にたいへん好ましかった。

フィナーレの演出と振り付けが斬新で、かなめさんが、姉御になって、周りの男役をなぎ払って、ふふって笑ってる。妖艶な美女でキップがよくていい女、という、男役にも女役にも挑戦し、「人」として輝く宙組のトップスター凰稀かなめさん。宝塚歌劇のトップスターの役柄の幅を広げた気がする。

◆主な配役

 Aパターン  Bパターン
オスカル 凰稀かなめ
ロザリー 実咲凜音
アンドレ 朝夏まなと 緒月遠麻
ジェローデル 七海ひろき 朝夏まなと
アラン 緒月遠麻 七海ひろき