[Zuka] 2013年星組『ロミオとジュリエット』【A】

ようやく2週間前の星組『ロミオとジュリエット』観劇録を書きました。役替わり日程は【A】です。今更感が半端ないですが、自分用の覚え書きということで、アップしておきます。

星組はやはり、「ダンスの星組」。

フレンチポップ調の音楽とダンスが強調されたミュージカルなので、星組の面目躍如で、ダンスシーンはぴたりと揃って、迫力がある。星組の『ロミオとジュリエット』は、赤のキャピュレットと青のモンタギュー、この群舞は必見!

そして柚希礼音が演じるロミオは、貴族の令息らしい上品さと繊細さと大胆さをあわせ持つロミオだった。これが、けっこう図太そうで、柚希が台湾公演で演じた怪盗楚留香を思い出した。柚希礼音の演技はぶれがなく、何の役をやっても柚希礼音柚希礼音である。これはすごいブランド力だと思う。(SM●Pの●ム○クのようである。←褒め言葉だ!)

夢咲ねねのジュリエットは、「夢の中の少女」…現実には存在しない「完璧に無垢な少女」であり、白馬の王子を待つ初々しい、素敵なジュリエットだった。 今まで見た数少ない星組公演の中で、一番、夢咲ねねのすごさが表れていたように思う。パンフレットに掲載されている柚希ロミオと夢咲ジュリエットは、青とピンクの衣装の対比が美しく、二人の生き生きとした表情に良く映える。

ヴェローナ大公を演じた十輝 いりすは、薛衣人(怪盗楚留香外伝)に続いて、権力者の威厳やハッタリ感が出てきて存在感が出ていた。身長があるので、貫禄がある役が似合う。

存在感と言えば、”死”の真風 涼帆。虚無感たっぷりで、セリフもなく、音もなく舞台上をさまよい歩く姿は異様なほどの迫力で、舞台に出ると目が吸い寄せられる。”愛”の鶴美 舞夕は、逆にはかなげで、透明感があった。

ティボルト@紅ゆずるは、酷薄で冷酷な面とジュリエットを想う苦しみをよく表していたが、なぜか赤のキャピュレット集団に混じると、埋没しがちになるのが気になった。【B】のベンヴォーリオ役で、どのような感じになるか、気になっている。マーキューシオ@壱城 あずさ、ベンヴォーリオ@礼 真琴は、パリス@天寿光希は、それぞれ良くがんばっていた。天寿光希は、ジュリエットに求婚する大貴族パリスの「自分を嫌うものはいないだろう」という大貴族の無邪気さと素直さが嫌みなく出ていて、パリスが結構好きになりました(笑)。

ほか、組長の万里柚美のフラメンコの女や、美稀千種のモンタギュー卿、音花ゆりのキュピレット夫人、美城れんの乳母も、それぞれ目を引いた。

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のような心中の恋愛ものは、物語としては、やや苦手な部類に入るのだが、ミュージカル 『ロミオとジュリエット』は、現代的でダンサブルな演目になっており、予想以上に楽しく夢中で見ることができた。そして、「これぞ星組」という感を強くした舞台だった。星組は本当に安定感があるね。

そして、今月(7月)のウィズたからづかの【フェアリーインタビュー】はみっきぃこと、天寿光希でした!【B】のマーキューシオ役も楽しみです!→【Google画像検索

■主演・・・柚希 礼音、夢咲 ねね
ミュージカル 『ロミオとジュリエット』
Roméo & Juliette
Le spectacle musical de GÉRARD PRESGURVIC
D’après l’œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE

原作/ウィリアム・シェイクスピア
作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池 修一郎

 宝塚大劇場公演
公演期間:5月31日(金)~7月8日(月)

ロミオ・・・・・・・・・・・・・柚希礼音
ジュリエット ・・・・・・・・夢咲ねね
ティボルト・・・・・・・・・・紅ゆずる、真風涼帆(役替わり)
モンタギュー卿 ・・・・・美稀千種
モンタギュー夫人 ・・・花愛瑞穂
ベンヴォーリオ・・・・・・礼 真琴、紅ゆずる(役替わり)
マーキューシオ ・・・・・壱城あずさ、天寿光希(役替わり)
キャピュレット卿・・・・・一樹千尋
キャピュレット夫人・・・音花ゆり
乳母 ・・・・・・・・・・・・・美城れん
パリス ・・・・・・・・・・・・天寿光希、壱城あずさ(役替わり)
ロレンス神父 ・・・・・・・英真なおき
ヴェローナ大公・・・・・・十輝いりす
死・・・・・・・・・・・・・・・・真風涼帆、麻央侑希(役替わり)
愛・・・・・・・・・・・・・・・・鶴美舞夕、礼 真琴(役替わり)

◆役替わりする配役
【A】
ティボルト = 紅ゆずる         ベンヴォーリオ = 礼 真琴
マーキューシオ = 壱城あずさ     パリス = 天寿光希
死 = 真風涼帆              愛 = 鶴美舞夕