[diary] 宝塚市立手塚治虫記念館

宝塚市立手塚治虫記念館へ行ってきました。入館料は700円。宝塚大劇場から徒歩5分ほど。【→地図

入口前に火の鳥の像が立っていますが、目の前にすると、意外と地味。背景に馴染んでしまっています。地下1階に降りると、鉄腕アトムとブラック・ジャックの像が立っています。

常設展(1階)は写真撮影が許されているので、ショーケース越しに一眼レフで写真を撮っている外国人や春休みの親子連れが携帯のカメラで記念撮影をしていました。現在の企画展(2階)は、企画展「日本SF作家クラブと手塚治虫」です。日本万国博覧会:大阪万博(EXPO’70)のために手塚治虫がデザインしたロボットの実物やイラスト、アニメーションに加えて、知己のある作家や手塚マンガで育った方々のメッセージが展示されています。企画展の特別企画(トークショー)のご案内は最下段にあります。

火の鳥オブジェ
火の鳥
鉄腕アトム
鉄腕アトム
ブラック・ジャック
ブラック・ジャック

1階には、手塚マンガの原画等の常設展があります。ブラック・ジャックの「それでも私は、人をなおすんだっ。自分が生きるために」というシーン。ブラック・ジャックにとっては、「人を治す」ことは自分が生きることと同義でした。【→2013年雪組『ブラック・ジャック』観劇録

手塚治虫が描いた宝塚歌劇団名誉理事 故・春日八千代(2012年8月29日没)のイラスト原画も常設展示です。こじんまりした記念館で1時間程度で回れます。地下1階にはアニメーション制作の体験コーナー、2階には手塚マンガが読めるように整備されているので、春休み中の子ども達で賑わっていました。

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宝塚歌劇団 春日八千代(イラスト手塚治虫)
宝塚歌劇団 春日八千代(イラスト手塚治虫)

 企画展「日本SF作家クラブと手塚治虫」関連ミュージアムトーク

②『ふしぎな少年』から『ジャングル大帝』まで~手塚治虫の発想法
2013年4月21日(日)・・・4月1日(月)から予約受付
出演:辻 真先(アニメ脚本家)/司会:芦辺 拓(作家)
③手塚治虫とSF作家たち
2013年5月18日(土)・・・4月1日(月)から予約受付
出演:豊田有恒(翻訳家・作家)/司会:田中啓文(作家)
④手塚治虫とEXPO’70
2013年6月15日(土)・・・5月1日(水)から予約受付
出演:橋爪紳也(大阪府立大学21世紀科学研究機構教授、大阪府立大学観光産業戦略研究所長)/司会:田中啓文(作家)

予約方法

  • 時間 いずれも14:00開演
  • 会場 手塚治虫記念館映像ホール
  • 費用 無料(ただし、入館料700円が必要)
  • 定員 各回先着50人
  • 申込方法 電話予約:手塚治虫記念館 TEL:0797-81-2970(開館時間 9:30~17:00) へ(空席があれば当日参加も可)
  • Webサイト 企画展関連トーク 企画情報-宝塚市立手塚治虫記念館