4月5日から、宮城、大阪、兵庫に「まん延防止等重点措置」が適用されます。
2021年2月13日に施行された新型コロナウイルス対策の改正特別措置法では「まん延防止等重点措置」が新設されました。緊急事態宣言が出されていなくても集中的な対策を可能にするものです。
「まん延防止等重点措置」とは? 新型コロナ 2021年3月31日| NHKニュース
冬を2度めの緊急事態宣言で乗り切ったのですが、新型コロナ・ウイルスの変異株(変異ウイルス)が広がっています。
変異株は何種類が発見されていますが、変異株(N501Y)は従来のものより、36~75%感染性が高く、変異株(B.1.1.7)は、従来のものより致死率も高いと言われています。
- フィリピン変異株の特徴は?イギリス、南アフリカ、ブラジル変異株の特徴や国内での状況は?変異株Q&A(忽那賢志) – Y!ニュース
国内に置ける変異株の広がり状況、新規感染者の増加傾向を見ながら、新型コロナワクチン接種が普及するまで、首都圏と大阪・兵庫は緊急事態宣言を出し放しでもいいんじゃないかと思っていたところでした。
まん延防止等重点措置は市町村単位で適用され、緊急事態宣言よりも地域を限定した感染拡大警戒体制になります。また基本的対処方針についても2度めの緊急事態宣言の対処よりも限定されます。
- 対象地域は、大阪府は大阪市。兵庫県は、神戸市、尼崎市、西宮市、芦屋市の4市。宮城県は仙台市。
- 実施期間は、4/1(木) ~5/5(水祝)
- 飲食店に対して営業時間を午後8時まで時短要請
- 飲食店でのカラオケの利用自粛要請
- 酒類の提供を午前11時から午後7時までとするよう要請
- 協力金が支給される
【「まん延防止等重点措置」実施区域における対策等(PDF)】
(令和3年4月2日 兵庫県)
【まん延防止等重点措置を実施すべき区域における要請内容(PDF)】
(令和3年4月2日大阪府)
【まん延防止等重点措置を実施すべき区域における要請内容(PDF)】
(令和3年4月2日宮城県)
別記事にしました。