感染リスクが高まる「5つの場面」
冬場を迎え、これからの季節、特に会食や宴会には注意が必要。感染リスクが高いのは(1)マスクを外す+(2)飛沫が飛ぶ会話や発声がある、という場面です。
- 会話のときはマスクをする
- マスク無しの会話のときは1m程度、顔を離す
- マスクは不織布マスクまたは多層の布マスク推奨
- 肌アレルギーなどがある方は医療機関で相談してみましょう
【場面1】飲酒を伴う懇親会等 | ●飲酒で注意力が散漫になり、大声になったり、顔を密接させて話し、飛沫を飛ばしたりする。 |
【場面2】大人数や長時間におよぶ飲食 | ●大人数、例えば5人以上の飲食では、大声になり飛沫が飛びやすくなるため、感染リスクが高まる。 |
【場面3】マスクなしでの会話 | ●昼カラオケなどの事例 |
【場面4】狭い空間での共同生活 | ●寮の部屋やトイレなどの共用部分での感染が疑われる事例 |
【場面5】居場所の切り替わり | ●休憩室、喫煙所、更衣室での感染が疑われる事例 |
新型コロナウイルス感染症対策【公式サイト(内閣官房)】
17日と18日に東京に遠征してきました。
帝国劇場と東急シアターオーブをハシゴしたのですが、どちらもマスクした係員さんは黙ってボードを持って歩いているのに、開演前も幕間も客席が賑やかでした。
緩んでるなぁと思ったら、シアタークリエで上演中だったミュージカル「RENT」でクラスター発生の報がありました。感染経路は公表されていませんが、現時点(11/24)で 21 名の陽性者で、東京公演の残りと愛知公演の全公演中止だそうです(シアタークリエ発表11/24PDF)。
まずは新型コロナ・ウイルス陽性反応が出た皆様にお見舞い申し上げます。無症状あるいは軽症でも油断されず療養に努めてください。
「RENT」は、今年の3月の来日公演が中止になったので見たかったですね。愛知公演に行きたいなぁと思っていたのですが残念です。
キャストはノーマスクで舞台に立っている。舞台上のキャストは歌ったり大声を出したり、飛沫を撒き散らしますから、感染者がいる場合にウイルスは拡散します。
観客への感染リスクを極力低減させるために舞台から客席は2m以上の距離を空け、換気を強化することになっています。
そして観客全員がフルマスク(不織布マスクまたは布マスク)をし、会話や声援を控えることによって、飛沫に含まれるウイルスの拡散や吸い込みを抑え、舞台上のキャストも守っている。
そのため観客にできることは、
マスクをしていても、劇場内での会話は小声で控えめ!声援ではなく拍手と手拍子!
漏れ出る笑い声はどうしようもない。
マスクをしていても飛沫は漏れてる!
上記の前提でイベント制限の緩和が行われ、歌唱のあるミュージカルでも収容人数100%以内の許可が出ているんです。コンサートやライブは収容人数50%のままです。
西村康稔経済財政・再生相が、新型コロナウイルスの感染拡大地域でイベント開催制限の強化を検討すると発言(2020/11/22)しており、東京や大阪のイベントは制限が強化されることも考えられます。
大小の飛沫を合わせた体積で考えると、不織布とポリエステルのマスクで8割程度、綿のマスクで7割程度の飛沫を抑えることが期待される。
手作りマスク、漏れ率は? 飛沫防ぐ性能は不織布より…#新型コロナウイルス(2020年10月7日):朝日新聞デジタル
不織布マスクは、正しく着けた場合はフィルター部分の濾過(ろか)性能の試験を通ったタイプだと52%、通っていないタイプだと81%だった
布マスクの「漏れ率」100% すきまからウイルス侵入 #新型コロナウイルス(2020年7月6日):朝日新聞デジタル
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17日
12時『ビューティフル』 @帝国劇場
18時『プロデューサーズ』@東急シアターオーブ
18日
10時KING&QUEEN展@上野の森美術館
13時半:劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』