東京新聞:男役から新たな道へ 元宝塚・七海ひろき メジャーデビュー: 放送芸能(TOKYO Web) 東京新聞(2019年8月6日 朝刊)
宝塚の舞台で華のある男役スターとして十六年活躍し、惜しまれながらも三月に退団。「人生の原点」だった宝塚では「男役七海」を貫いた。これからは「無印の七海ひろき。新たな世界を泳いでいきたい」と語る。
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無印の七海ひろき。
無印良品。。。(それ違)
フィギュアスケートでは選手登録をしている選手はアマチュアで、プロとして活動するには、選手が引退届を出して選手登録を解除することが必要なのだそうです。
それで、七海ひろきさんは宝塚歌劇団の研究科を退団(卒業)して、男役プロになるわけですか。
プロの男役。この重み。
柚希礼音one-man show『LEMONADE』観劇後に、パンフレット所収の小林香さんと柚希礼音さんの対談を読み、小林さんが男役について語る箇所で、私はその理解の深さにさすがと膝を打ちました。
引用させていただきます。
小林 あと、やっぱり男役のレジェンドと言われて、その芸を磨き上げられてきた方なので、そのキャリアに対するリスペクトが私自身にもすごくあるんですね。柚希さんのその芸を大切にして舞台に乗せたかった。だから、男装の麗人ではなく、「ブルー」という男と思って生きている人を演じていただこうと思ったんです。私の台本で、柚希さんの磨き上げられてこられた芸を傷つけたくないという気持ちはすごくありました。退団してから男役というか、男を演じるのって難しいですよね。
柚希 すごく難しいです。
『LEMONADE』は、レジェンド柚希礼音へのファンの夢を間違ったふうに塗り直したくなかったという小林さんとスタッフの皆様の思い、それに感謝の意を示して全力で取り組んだ柚希さんの作り上げた総合芸術であったわけですが、この記事での注目はそこではなくて。
柚希礼音さんが、”退団後に男を演じるのは”、「すごく難しいです」って言ってるんですよ!!「すごく難しい」!!
それなのに。
「男の俳優さんの中に入って男の役をやってみたい」
(熱く語ったらしい、七海ひろきさん。前掲東京新聞)
「あなたは、その難しい道を征くんですね、七海ひろきさん」って。
7月3日に刊行された、七海ひろき写真集「.773」に掲載されている壱城あずささんとの対談で同じことを話していましたが、16年男役をやって、それでも追求したりなかったってことですかそうですか。やっぱオタ…(ry。
早霧せいなさんが退団後に緋村剣心を演じた『るろうに剣心』(2018年)や悠未ひろさんが大蛇丸を演じた『NARUTO -ナルト-』(2015年)は観劇しましたが、男役と男性の違いに加えて、タカラジェンヌ(OG)と他の俳優の違いというのもあると思っているので、少なくともそこは体感できると思うのです。
納得がいくまでやってみるんでしょうね。
まだ始まってない。これから始まる。無印の七海ひろき。プロの男役。
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とりあえず東京新聞掲載の写真が、あまりにグッドルッキングガイ※で泣きました。(※叶姉妹の基準は身長185cm以上、「デザインが全て」なので、私的基準です)。
LINE LIVE「TEA PARTY#2」でのスクショタイムの七海ひろきさん👇と双子の兄妹かと思いました。七海ひろきさん本人です。(SNS公開可)。