[Zuka] 2016年星組 北翔海莉・妃海風 同時退団

星組公演『こうもり』『THE ENTERTAINER!』千秋楽後から、怒涛の退団発表があり、フリーズしております。

北翔海莉・妃海風 11月20日の東京宝塚劇場公演千秋楽をもって同時退団。

タカラヅカニュースで放送された記者会見では、二人とも揃って、晴れやかな迷いのない笑顔をしていて、なんというか、あまり言うことがないというか。みっさまが星組トップスターに就任すると同時に、かいちゃん星組へ組替えだったこともあり、星組公演を必死で追いかけ、みっさまが「夢を叶えてもらった」という『こうもり』の千秋楽を迎えて、「ああ、そうか」的な感じがあるんですよね。

印象が強いのは、風ちゃんのサバサバとした誇らしい満足感の溢れた笑顔で、短い期間だけれど、風ちゃんもみっさまと一緒に1作1作に魂を込めて来た充実感があるのだろうなと思わされました。

みっさまは、あの笑顔で歌劇団(※星組ではない)にずっといるんじゃないか、という錯覚めいたものを持っていた時期もありましたが、就任時から退団時期(1年半3作)を決めていたという言葉で、「本懐を遂げた」という事なんだろうと受けとめております。

トップへの夢をあきらめてはいなかったものの「立派な舞台人として皆さまの前に出る。目標が変わっていった」と話し、専科からスター格で全組出演を果たした。(日刊スポーツ)

私のみっさまの印象は、「必殺の職人」「開拓者」「歴戦の勇者」です。繊細な技術を操り、歌い、舞う。その姿は熟練の職人の神業を見ているようでした。ナウオンなどでは、物腰柔らかなで、いつも優しい笑顔を見せてくれていましたが、きっと自分には厳しく、律する人なんだろうなと思っていました。

大きな期待を背負って育った彼女にとって、専科での3年間は試練でもあった。「いまの北翔海莉をつくるのに必要な試練だった。修業させていただいた」と謙虚に話す。

専科での3年間は試練だったとは思うけれど、今の専科には、みっさまの後に美城れん、華形ひかる、星条海斗、沙央 くらまと加わって、さすがの専科さんという充実ぶりだと思っているのです。

夢をありがとう、みっちゃん・風ちゃん!あと7か月を走りきってください!追っかけるぜ!