[stage] 『REON JACK』@梅芸

柚希礼音、初コンサート『REON JACK』@梅田芸術劇場メインホール

ただいま東京国際フォーラムCで上演中の『REON JACK』を、3月15日に梅芸で観劇してきました。感想を簡単に書いておきます。

柚希礼音と元宙組トップ娘役の陽月華、音花ゆり、鶴美舞夕を中心に男性ダンサーズを加えたダンサブルなショーとMCで構成されていた。映像や写真は以下のリンクを参照。

柚希礼音のダンスは、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』での「蜘蛛女のキス」を観た時にも思ったが、男役の体型補正のないほうが美しい。身体のラインが自然で、躍動感と力強さに溢れ、野性味溢れる切れ味が鋭く、身のこなしがシャープに現れる。スリットの入ったセクシーなドレスを着た柚希とクリスティアン・ロペスのタンゴは、二人の間に静かな火花の散るような緊迫感が溢れ、リフトされながら四肢を柔軟に動かして体勢を変える柚希を息をのんで見守っていた。

うめちゃん(陽月)とのトークは、男役の顔ではなく、”ちえちゃん”の混じる柚希礼音で、ベルサイユのばらでフェルゼンとマリー・アントワネットを演じた時のエピソードを話してくれました。うめちゃんのトークは軽妙で面白いね!

私はタカラジェンヌ現役時代を知らず出演作品はスカステでしか観ていないのですが、うめちゃん(陽月)のダンスの切れ味と鍛え上げられた美しい身体に感動。男性ダンサーズに囲まれたうめちゃんは、大輪の花でした。ころちゃん(音花)の美声やどいちゃん(鶴美)のダンスも変わらず、馴染みの環境に近いもので、寛いだ柚希礼音でした。退団後の主演第1作目としては、良いスタートだったなと喜ばしかったです。

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REON JACK

  • 柚希礼音(元宝塚歌劇団 星組トップスター)
  • 陽月 華
  • 音花ゆり
  • 鶴美舞夕
  • クリスティアン・ロペス
  • 岩崎大輔
  • 小南竜平
  • 加賀谷一肇
  • 宮垣祐也
  • 李侖炯(イ・ユニョン)
  • 姜東錫(カン・ドンソク)
  • 權容国(クォン・ヨングク)
  • 朴鏡秀(パク・キョンス)

[構成・演出]稲葉太地(宝塚歌劇団)

[音楽監督]長谷川雅大

[音楽]青木朝子

[指揮]森 亮平

[振付]KAZUMI-BOY/原田 薫/大村俊介/DAZZLE

[美術]二村周作

[照明]矢鍋智子

[音響]山本浩一

[映像]谷本篤史

[衣装]十川ヒロコ

[ヘアメイク]鎌田直樹

[映像機材・LED]マグナックス

[歌唱指導]有紗ゆり

[音楽事務・稽古ピアノ]宇賀村直佳/若林優美

[振付助手]月央和沙

[制作]荒川ちはる/杉上紀子/今野亜希

[舞台監督]藤崎 遊