[Zuka] 星組大劇場公演『ガイズ&ドールズ』千秋楽

星組大劇場公演『ガイズ&ドールズ』千秋楽おめでとうございます。星組の皆様、スタッフの皆様、おめでとうございました。お疲れ様でした。東京公演までしばしの休養を。

毬乃 ゆい様、珠華 ゆふ様、毬愛 まゆ様、飛河 蘭様、五條 まりな様、ご卒業おめでとうございます。幸せと楽しさをありがとう。東京公演千秋楽が笑顔で迎えられますように。そしてこれからの人生にも幸多きことを、お祈り申し上げます。

それにしても今回の公演は、まさこさん(十輝 いりす)が星組にいてくれて、ビッグ・ジュールをやってくれて良かった!21日(日)に開催された十輝茶にお邪魔しました。柔らかいアルトのお声でほんわかとクマのぬいぐるみのエピソードを、話してくれるまさこさんですが、舞台となると、クールで冷酷な海賊、渋くてダンディな男性だったりする。男役って不思議です。

ガイズに出てくる個性的な人物達の中でも目立って個性的なシカゴのギャング、ビッグ・ジュール。スラリとした後ろ姿の格好良さと存在感で登場し、凄みのある顔付きなのに、ネイサン(紅 ゆずる)との握手は大事なクマのぬいぐるみリトル・ジュールに任せ、「クラッップ、やろうぜ」のひと言でストーリーを進行させていく。無言で立っていても、とぼけた味わいを醸し出す。「泣く子も黙る」ビッグ・ジュールのはずなのに、クマのぬいぐるみを取りあげられて、泣き出す(笑)。

強面ハリー・ザ・ホース(壱城 あずさ)がビッグ・ジュールにだけは弱く、あれやこれやと世話を焼くのも可笑しい。良いコンビでした(笑)。

そしてギャンブラーズでは、シリアス派には、ジョーイ・ビルトモア(十碧 れいや)やアンジー・ザ・オックス(大輝 真琴)、マイケル(輝咲 玲央)がオススメで、舟の場面での夏樹 れいのギャンブラーもいいぞ。

如月 蓮は司会者やらなんやらあちこちに登場していて、見ると元気になる。そして天寿 光希のアーヴァイド・アバーナシー(サラの後見人)はなんかいい。天使に見える。

『ガイズ&ドールズ』は、一回の観劇では目が足りない。組子一人ひとりがイキイキと役を生きている演目は、みっさまの目指す組の象徴のようだった。

北翔 海莉様、妃海 風様、大劇場お披露目公演、大成功おめでとうございます。ありがとうございました!