2階B席で初見。オーケストラピットがよく見えました。いつもあの薄暗い中で素晴らしい演奏をしてくださっているオーケストラの皆様に感謝です。
生田先生、宝塚大劇場デビューおめでとうございます。デビューは一度しか体験できないもので、すごく貴重なことだと思います。80人近いメンバーを入れ込んだ作品を作る意気込みとその難しさと、を感じる公演でした。しかし『the WILD Meets the WILD』は、突き抜けていたんですが、今回は悩んじゃいましたね。蘭寿さん(蘭寿とむ)と花組のエンターテイメント性が活かされていましたが、その分、脚本の七転八倒ぶりも出ていたような気がしました。ひとまずお疲れ様でした。
メガステージ『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』は、幕が見えた途端に笑いがこみ上げてきて、オケピからみりお(明日海りお)が銀橋に上がってきて、「吠えろぉサンダー♪ 怒りのイナズマ落ちる時♪」と歌い出して、いやー面白かった(爆笑)。蘭寿さんは黒燕尾が良く似合って素敵でしたが、みりおのショースターぶりも堪能できました。蘭はなちゃん(蘭乃はな)とだいもん(望海 風斗)が「Preserved Roses」(水樹奈々×T.M.Revolution)を歌っていたのが格好良かった。蘭はなちゃんが意外とアニメ声だったことを発見し、デュエットがあまりにはまっているので、この人達はきっとカラオケで……(イカリャク)。みつる(華形ひかる)は、マーメイドをつり上げる旅人が可愛すぎる。なんですか、あれ(笑)。随所で、みつると一花様(桜一花)がやたらと可愛くて萌えました。
齋藤先生はタカラヅカ・レビューのお作法を押さえた上で、自分の趣味を乗せてきたのがさすがでした(笑)。詳細な感想はまた~。
■主演・・・蘭寿 とむ、蘭乃 はな
ミュージカル『ラスト・タイクーン ―ハリウッドの帝王、不滅の愛― 』
~F・スコット・フィッツジェラルド作「ラスト・タイクーン」より~
脚本・演出/生田 大和
メガステージ『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
作・演出/齋藤 吉正