[diary] COVID-19パンデミック雑記(32)パンデミックでは感染対策優位で経済を回す

1月11日は成人の日

感染拡大が止まらない

1月8日から首都圏1都3県に緊急事態宣言が発出されましたが、全国的に感染拡大が止まりません。忘年会やクリスマスパーティー、大晦日カウントダウン、年末年始の帰省などの影響が、データに現れています。


早野龍五先生が作っておられるグラフを見ると、やはり拡大が始まった時期は、GoToキャンペーン開始(GoToトラベル7/22開始、GoToイート10月1日開始)と一致する。入国制限も10月1日から限定的に緩和されました。


【1/10 7時更新】東京 神奈川 埼玉 千葉 愛知 京都 大阪 北海道 福岡 沖縄と全国の1日ごとの感染者数と7日移動平均


パンデミック下では感染対策優位で経済を回す

GoToキャンペーンは新型コロナウイルスの流行が収束あるいは終息後の消費促進施策として成立したはずですが、開始した7月時点で新型コロナウイルスの流行は全く終息してなかった。感染者数がみかけ上、減少しただけです。

政府は2021年度末には、日本経済を「感染拡大前の水準に回復」させることを目標にしていたようですが、1都3県への緊急事態宣言でまた失速です。

新型コロナウイルスの影響で落ち込んだ日本経済は、ことしは回復に向かうものの、来年の前半には感染拡大前の水準に回復するという政府の見通しの実現は難しいという見方が多くなっています。

日本経済 回復に向かうも「感染拡大前の水準に回復」は困難か (2021/01/02) NHKニュース

 

パンデミック下では、感染対策優位で経済を回すというスタンスが望ましいかったのですが、GoToキャンペーンを開始して経済優位に傾き、国民には「終息」という、かりそめの幻を見せちゃったわけですね。政府の現状認識の甘さと経済政策の拙速とミスリード。政治の責任は重いです。

後手には回っていますが、感染者を増やさない、感染拡大を許さないという姿勢を今年は保持して頂きたいです。今のままだとオリンピックの開催は困難でしょう。緊急事態宣言を中途半端に解除しないように。中途半端に解除すると中止は確実です。


若年者層への行動変容の呼びかけ

東京都の新型コロナウイルス感染者(陽性者)を年代別に見ると、30代以下で50%を越えているので、若年者層への行動変容の呼びかけがなされています。

10代20代を思い出すと世界は未知で不安がいっぱいでした。40代になって知識と経験が増えて自分の世界が見えてきた気がします(今50代)。

先日、20代の若者と話したら成人式で中学校や高校の懐かしい友達に会えて、同窓会みたいだったと言っていました。その機会を夏まで延期しろというのは心苦しいですが、冬真っ只中の1月に開催される成人式と式後のお祝い飲み会は、感染拡大ハイリスクです。延期あるいは中止が望ましいです。

参加する若者もですが、開催する自治体の自覚と責任が問われます

東京都の感染状況(年代別)/ NHK新型コロナウイルス特設サイトより
東京都の感染状況(年代別)/ NHK新型コロナウイルス特設サイトより

保健所の人たちが、医療従事者の人たちが、年末年始のおやすみもなく、戦々恐々と過ごしています。ワタシ的には入院している人たちより、気の休まる暇がないであろう医療現場の逼迫が懸念されて。ほんとに。