[diary] COVID-19パンデミック雑記(12)国内移動が本格化~密集と過疎の間

阪急電車今津線のつばめが飛び交う某駅にて

国内移動が本格化するよ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のための都道府県をまたぐ移動の自粛が、6月19日から解除となりました。政府や行政からの感染拡大防止のための半強制的な自粛要請がほとんど解除され、個々で感染拡大防止のための新しい生活様式を実践することになりました。

NHKの特設サイト→【専門家会議「新しい生活様式」の実践例

ただ兵庫県はですね、7月9日まで「東京など人口密集地」との往来自粛を要請とのこと。

 兵庫県は18日、県内で新たな感染者が1カ月以上確認されていないとして、県民に対する外出自粛要請を19日から緩和すると発表した。ただ「東京など人口密集地」については引き続き、7月9日まで往来自粛を求めることに。

宝塚大劇場の営業再開初日は7月17日ですから、その頃には東京からの往来自粛も解除になっているでしょう、多分。私も東京に観劇遠征したい!


しかしながら京都市で以下のような事例がありました。感染している人が移動するとウイルスも移動する典型例ですね。

 京都市は16日、新たに市内の40~50代の男性3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも症状はないという。
 3人は知人で、すでに陽性が判明している東京都内に住む知人と一緒に、8日夜に京都市内の飲食店で会食していたという。

京都府の発表(PDF)によると「東京都から濃厚接触者として調査依頼あり」という経緯で陽性が判明したようです。記事によると症状はないようですが、3名とも入院中です。

夜の会食がどういうシチュエーションだったのか詳細は不明です。食事時にマスクを外して、大きめの声で盛り上がっていると飛沫も飛び交いますから、感染防止策が難しいシチュエーションだと思います。

いずれにせよ、避けるべきは新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)です。人口密集地に住んでいようと人口過疎地に住んでいようと感染防止策を身に付けるが吉です!!

密集と過疎の間をなんと呼べばいいのか。密集👈いまココ👉過疎。


食事時の感染防止エチケット

食事のときの感染防止ポイントを細かく書き出してみよう。うるさいねうるさいよ。

まず席の座り方

  • 理化学研究所のシュミレーションによると、
    机をはさんで4人が対面して座り、マスクなしに咳や大きな声で話しをすると、いずれの場合も飛まつの距離は2メートルほどとなり、正面の人にかかるそうです。
  • 👉新しい生活様式では「対面ではなく横並びで座ろう」とされていますが、4人でカウンターというものですね限界があります。
  • 👉4人がけテーブルの真ん中にアクリル板を設置しているお店もあるようです。
  • 対面している人と人の間隔を1メートル以上空ける。
  • 隣同士に座っても横を向いて顔と顔を突き合わせて話さない。
  • マスクを外した状態で顔を近づけて会話しない。
  • 会話控えめで食事し、懇談はマスクをする。
  • 対人距離を多めに取って飛沫をなるべく飛ばさないように控えめに話し、顔を近づけないようにしましょう。

接触感染を避けるために

  • 目・鼻・口を素手で触らない。
  • 素手で目・鼻・口を触る前には手洗いか、手指消毒。
  • 食事の前に手を洗う。
  • 指をしゃぶらない舐めない。
  • 口にものを入れて喋らない。
  • 回し飲みしない。缶飲料やペットボトルなども。
  • 大皿料理は、取り箸を使う。
  • 分け合うのなら直箸をつける前に。
  • 銘々(ひとり)盛り料理をチョイス。
  • 残したものを他人にあげない。

ついでにカンピロバクターやノロウイルスによる食中毒も減るといいですね。生肉(生レバーやたたき・鳥刺しなど)を食べない!

管理栄養士資格保持者としては食事はゆっくり会話も楽しむ、というのがおすすめだったんですよ。古き良き時代でした。

いずれにせよ、基本的な感染拡大防止策を丁寧に行うこと。行き渡らせること。まだまだ手探りで過剰感や不透明感がありますが、科学的根拠に基づいた対策が普及することが大事だと思います。

個人として出来るのは、

  • 三密(密集・密閉・密接)を避ける
  • 身体的距離の確保(ソーシャル・ディスタンス, Social Distancing )
  • 手洗い(スタイリッシュ手洗い)
  • 咳エチケット・マスクの着用

手を洗いましょう、手を。 石けんで手洗い。スタイリッシュ手洗い

七海ひろきが「ただひたすらカッコよく手を洗う」動画


接触確認アプリCOCOA

厚生労働省が19日にリリースした接触確認アプリCOCOAをスマホにインストールするのも感染防止策としては有効と思われます。接触確認アプリとは「新型コロナウイルス感染症の陽性者と接触した可能性について、通知を受けることができる」というシステムのアプリ。

氏名・電話番号・メールアドレスなどの個人の特定につながる情報は集めない仕組み。

このアプリについては販売中のスマホにプリインストールして、現在使用中のスマホにはキャリアからインストールを勧めるくらいのことをやってもいいは思ってます。

ただ今はインストールした人達が試用して問題がないか叩いてる段階(β版)です。(私はインストールしたよ)。

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Application(厚生労働省

  • Bluetoothブルートゥース)を使います。
  • ・最初の公開日から1カ月間は、試行版(プレビュー版)。
  • ・動作可能なOSバージョンは、iPhone端末ではiOS 13.5以上、Android端末ではAndroid 6.0以上