七海ひろきさんの稽古場キャストボイス集。それぞれの公演・役への個人的な思いを書くと時間がかかるので、単なる個人的なメモです。
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『霧深きエルベのほとり』
『ESTRELLAS~星たち~』
絶賛お稽古中のお正月公演のキャストボイス。いままでの公演と異なり、公演の内容ではなく、お稽古場の情景を綴ったもの。短いフレーズで簡潔に表された情景が目に浮かぶようです。
二度と過ごすことのない大好きな空間と景色、心に焼き付けようと思う。
最後まで皆さまの心にいつまでも消えない輝きを残せますように。愛を込めて。
退団したOGの皆様の様子を見ていると、その演目のために結集したプロ達で楽しそうにお稽古されていますが、10数年以上の馴染みに囲まれたお稽古場って宝塚、歌舞伎とか数えるほどしかないと思うのです。ディナーショーでもそのお稽古場の様子が垣間見えるようなMCを繰り広げてくれました。大切な思いをキャストボイスに書いてくれたことに感謝します。
『ANOTHER WORLD』
『Killer Rouge』
関西弁というか船場言葉の苦労はスカイステージの Stage Side Watchでも話していたような気がしますが、初日からバッチリだったような覚えがあります。テンション高めの喜六ちゃんで東京に行ったら、だんだんアドリブや動きが増え、子どものようになっていくのが面白かった。
たとえ死後の世界でも、人は誰かの為に必死になる。
その純情で一途な懸命さが人の魅力なんだ
物語のポイントを要領よく書いてくれるところが好き。さすが読書好きで文章好き。若旦那の康次郎(紅ゆずる)とお澄はん(綺咲愛里)の純愛物語『ANOTHER WORLD』でした。
『ベルリン、わが愛』
『Bouquet de TAKARAZUKA』
暗闇の中の一筋の光。
モノクロ映画に魅せられた人々。
このフレーズが好き。一筋の希望の光。おヒゲのカウフマンさんも大好きでした。スーツ姿の役はこれが最後ですね。
『THE SCARLET PIMPERNEL』
キャストボイスが始まったのが、2017年の雪組公演『ひかりふる路』『SV!』からなので、星組のトップバッターで壱城あずささんと登場した七海ひろきさん。初のキャストボイスで何を書いたらいいのかわからない風情が出ています。