[Zuka] 星組・七海ひろきDS『Dearest』@宝塚ホテル(2)終

DSフライヤーとポス彼

白妙なっちゃんがトークでDSフライヤー(東京・宝塚・ポス彼)にストーリー「Don’t Break the Rulesがある説をぶち上げていましたが、赤いバラ好きだよね。

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『Dearest』で「客席の皆さんが、私のDearest、最愛の人、あなたです」と繰り返し言ってくれた七海ひろき。その言葉を返すよ、私のDearest。

キラキラのお衣装

『Dearest』ではお衣装がスパンコールきらきらの手の混んだものが多いと思ったら、星組と宙組のトップさんたちが来ていたお衣装らしいです(下記)。トップと2番手くらいまでは装飾やお衣装の色が豪華になるので、それを着用させてもらっていたというのは嬉しい。お衣装部さんに補正して合わせてもらったんでしょうね。ピッタリとかいちゃんにフィットして、どれもよく似合っていた。共演者のドレスや燕尾服も彩りを合わせてあって、素敵でした。

  • 「燃ゆる風」と「バラ色の人生」での青のフリルブラウスと赤に黒のラインが入った変わり燕尾は、まぁ様(朝夏まなと)のA-motionのこれ
  • 青のブラウスと黒の変わり燕尾は、オーシャンズ11の蘭寿とむさん着用、One Voiceで北翔海莉さん着用の。
  • 「Favorite Songs」で着用の黒燕尾は、Etoile de TAKARAZUKAオープニングのちえちゃん(柚希礼音)の黒燕尾
  • 「Don’t Break the Rules」は、「王家に捧ぐ歌」のデュエットダンスでのまぁ様の白の開襟の変わり燕尾服

星組へ組替~ひたすらカッコいい

Finaleのガイズ&ドールズは4人で。北翔海莉と妃海風のお披露目公演でした。東京ではまさこさん(十輝いりす)や、れなちゃん(十碧れいや)も来てくれて、たった3年前なのに懐かしさいっぱいで、宝塚歌劇の新陳代謝の速さを感じます。1年が早すぎる!

2015年4月21日付けで星組に組み替えになりましたー。役に恵まれたと思います。星組時代で好きな役を敢えてあげるなら、カール・ハンラティと竹中半兵衛様。

組替え後初めての出演作は、現星組トップスター紅ゆずる主演「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」のFBI捜査官のカール・ハンラティ。2番手役で男役を率いて歌うソロまであった。それが大好きな、「Don’t Break the Rules.」

小柳作品の中で私がイチオシ(愛好)するのは、本作『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』。著作権の関係で映像化も放送もされないまま。奇跡の舞台でした。この3人で再演してほしかった。(ごめんね、礼真琴様)

宙組でお稽古中だった、かいちゃんだけ別撮りではめ込みなのでメイクが微妙に違う。

お着替えを済ませて登場したかいちゃんは、まぁ様の白の開襟変わり燕尾に左肩に白のモフモフの毛皮をつけ、ハットをかぶっている。ちょい待ち、ハンラティさんはよれよれのスーツが売りだったのに、久しぶりに見たハンラティさんは、お衣装キラキラ、ハット使いも振り付けもカッコ良すぎて別人と化していました。

それから「ロベスピエールの焦燥」。4人が後ろに並んでくれて真ん中で歌う姿が輝いていました。

紅ゆずる綺咲愛里の新トップコンビお披露公演「THE SCARET PIMERNEL」で、かいちゃんにロベスピエール役と発表された時にはそれまで専科さんや組長に配されていた役ということで、衝撃が走りました。ただ私はその前に梅芸で石丸幹二・安蘭けい主演の「THE SCARET PIMERNEL」を見ていたので、あのロベスピエールの大曲が来ないかなと思っていたら、新曲でソロが用意されて、小池先生に感謝!でした。

そして新たな衝撃が走ったのが、初日のスチール公開。これですよ。ポスター撮影を担当したLeslie Kee氏撮影がポーズを付けてくれたという麗しのロベスピエール閣下。

キザるロベスピエール閣下

そして名曲「愛の旅立ち」。ディナショーではよく歌われる名曲ですが、「愛してるよ」が決め文句のひとが歌うのはまた格別でした。

かいちゃんのみ、会場後方出入り口の登場が2回あり、客席を回りながら歌い、あたたかい目で笑みを振りまき、差し出された手を握り、声をかける。その姿は優しくておおきかった。

アンコール

アンコールは、『Brilliant Dreams +NEXT#30 七海ひろき』から、ひろきとゆずるの「俺たちのDESTINY」。ディナショーでは、ゆずるさんは見学席で、ひろきさんが、れんたやなっちゃん、せっきー、あんるちゃん共演者たちと一緒にアイコンタクトを取りながら、「2人でならどこまでも行ける」を「みんなでならどこまでも行ける」と歌詞を変えて歌ってくれました。きっと音源配信されますよ、素晴らしい!!

ラストは『燃ゆる風』から「命の使い道」。

かいちゃんにはこれからの舞台人としての命の使い道を大事に考えてほしい。宝塚歌劇団で研16まで歩んできたの男役の道だけではなくて、舞台人、表現者としての芸道だったと思うのです。あなたの世界を待っている者がいることを忘れないでください。

15日ランチでのなっちゃんからのエピソード。かいちゃんが、さゆみさん(紅ゆずる)やちぐさん(美稀千種)らの上級生からチューリップと呼ばれているとのこと。以前にOGから「七海さんの頭の上にチューリップが咲いているみたいに見える」と言われて、さゆみさんとちぐさんに話したら、とんちんかんなことをすると、「おい、チューリップ」と呼ばれると。

とんちんかん?それはランチショーの締めの挨拶で、「七海ひろきディナーショーにお越しいただき、ありがとうございました」といい、その後のあんるちゃんが「皆様とお昼をご一緒できて」、せっきーも「お昼」、れんたも「昼間の太陽」、なっちゃんも「お昼」と続けたのにも関わらず、最終締めで「七海ひろきディナーショー」と繰り返したことでしょうか。気づいていなかったのでしょうか??お疲れかと思いました。

夢のひとときをありがとうございました。感謝しています。
愛を込めて。ღゝ◡╹)ノ♡