本日は一言メモ書き感想集です。
- 『風共』は、笑いとシリアスのバランスがすごく良い。日常生活ってそうよね。
- メラニー@実咲 凜音には歌の場面が無い。エトワールで救われた。
- スカーレットが階段から落ちて、意気消沈するレット@凰稀 かなめに、「バトラー船長」と呼びかける声音が優しくて思いやりが込められていて深い。
- ベル・ワットリング@緒月 遠麻は、ほんとうに情が深くていい女だ。
- ランプの館の娼婦は、リンダ@花音 舞、マリリン@結乃 かなり、ベティ@咲花 莉帆でいいんでしょうか。ベティの姿が出る度に変化して(田舎娘→派手な小娘→娼婦)、気になって仕方が無い。
- ピティパット@あおいさん(美風舞良)のバンジージャンプは大成功のよう。
- エビちゃん(綾瀬 あきな)のプリシーがおしゃまで可愛すぎる。
- バザー会場の始まりの挨拶が立派な司会者@こずちゃん(天風 いぶき)。オークションの仕切りは、ミード博士@寿つかさに乗っ取られていた。
- 組長・副組長のミード夫妻が良い!
- ミード夫妻の息子のフィル@星吹 彩翔は、はつらつとして歌うまさんだったが、New Ageの青年はフィルじゃないんですね。
- フィナーレのタキシード・ジャンクションで、宙娘6人が思い思いの髪型で出てくるのが素敵!娘役も個性を出したい。
- Night and Dayで、大階段を降りてくるトップスター凰稀 かなめのスタイルの良さに見ほれる。逆光でくっきりと黒いシルエットが浮かび上がるのだ。週刊文春の現色美女図鑑も見物です。
- Night and Dayの七海ひろきの髪型が変わっていた。黒髪ショート。左側の髪があご辺りの長さで、右は耳辺りのアシンメトリー。左側頭部に白?銀?を基調に緑のアクセントが入った髪飾り。すっきりして綺麗でした。
メラニー@実咲は、たくましい。病院での兵士達の看護を、「私は、アシュレだと思ってお世話しているの」と言ってスカーレットを宥めていたが、裏を返せばそれは、「アシュレだと思わないと、やれない」ということでもあり、与えられた役割を果たそうとするメラニーの努力が垣間見える。
スカーレットとアシュレの想いは見て見ぬ振りをし、妻にできることでアシュレをつなぎ止めようとする。すなわち、「祝福されて子どもを生む」こと。(最初に流産しかかった子どもは無事だったのだろうか。タカラヅカ版はその辺りが省略されすぎている)。メラニーは、オンとオフをきっちり分けることができそうなので、自宅ではアシュレには本音を漏らしているんじゃないかなぁと想像したり。
バトラー船長へ。スカーレットに当てつけたいのは判りますが、「チャールズが戦地で麻疹でお亡くなりに」とか、「スカーレットが本当に愛しているのは!!→(アシュレ)」って、メラニーはチャールズの妹で、アシュレの妻なんだから、もう少し気を遣ってあげてよ。(´・ω・`)。
だからね、何が言いたいのかつーと、スカーレットもバトラーも、メラニーに甘えすぎだ!と(笑)。
ベル・ワットリングは、演じる緒月遠麻の表情が豊かで、オペラでじーっと追ってしまう。アトランタ駅では、レット・バトラーの行動に対して、くるくる表情を変えていて、見ていて飽きないのだ。『風共』の中では、最も素直な女性だと思う。ドレス姿も凛としていて、貫禄がある。
飽きないと言えば、ピティパットおばさま@美風 舞良も、アトランタ駅で南部のご婦人方に囲まれて、小刻みに揺れ動いている姿が愛嬌がある。北部軍の攻撃に怯えて逃げる場面はピーターの背中に飛び乗るバージョンと、ピーター@松風 輝の手を取って、くるくる回転しながら出て行くバージョンと、まだあるのかな。
とりとめもなく。