新型コロナウイルス感染症(COVID-19)緊急事態宣言は、東京都、京都府、大阪府、兵庫県の4都府県に、愛知県、福岡県を加えて、5/31まで実施されることになりました。
- 東京都>新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等について(令和3年5月12日~5月31日)
- 大阪府>緊急事態措置(令和3年5月12日から5月31日まで)について
- 京都府>京都府における緊急事態措置(令和3年5月12日~5月31日)
- 兵庫県>新型コロナウイルス感染症に関する情報
パンデミック(コロナ渦)によってダメージを受けている全ての皆様にお見舞いを申し上げます。
COVID-19と最前線で戦う医療現場、保健所関係者の皆様は自分の身を守ることを最優先に考えて頂きたく。お願い申し上げます。
新型コロナのワクチン打とう
ワクチン接種は2回ワンセット必須です!がんばろう。
新型コロナワクチンの効果については、イスラエルやイギリスなどからデータがいろいろ出てきていますが、いずれも感染拡大を抑え、死者も急激に減少しています。※日本で現在、薬事承認されているのはファイザー社のmRNAワクチンのみです。
ワクチンの接種を普及させること。これしかパンデミックを乗り越える方法はありません。ただ7月のオリパラには間に合わないです。中止か再延期が望ましいです。
ワクチンについては以下を参照のこと。
- こびナビ – COV-Navi-公衆衛生や感染症を専門とする医師・看護師プロフェッショナルによる運営。ワクチンQ&Aが充実しています。
- 新型コロナワクチンQ&A(厚生労働省) -ワクチンの接種会場や現在、国内で受けられるワクチンの種類について説明などもあります。
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新型コロナワクチンについて(内閣府)-「これまでのワクチン総接種回数」とかでっかい話が中心なので一般の人向けじゃないです。
※【重要】ワクチン2回接種後、2週間経過しないと中和抗体が十分ではないとされ、2週間経過後も発症を100%抑えるわけではない(有効率は約95%)。そのためワクチン接種後も感染予防策は続ける。
- 新型コロナワクチン “接種から一定効果までに10日から2週間” | NHKニュース(2021年4月6日)
SARS-CoV-2変異株(変異ウイルス)がスタンダードになる日
現在、感染力と病原性の強い変異株(変異ウイルス)が感染拡大しており、従来ウイルス(従来株)と完全に置き換わる日も近いでしょう。これからは変異株(変異ウイルス)がパンデミックの標準です。
変異株に感染した患者を見ている医師やナースからは、いままでとは様相が違う、体内のウイルス量が多く、重症化スピードが早く、若年者でも重症化するという声が出ています。
実際に20代、30代での死者も報告され始めました。
京都市は12日、基礎疾患のない20代男性が新型コロナウイルスに感染後に死亡したと発表した。神戸市は感染していた20代女性が亡くなったと発表した。女性には基礎疾患があった。
京都、神戸で20代男女死亡 陽性判明から4日後急変も | 2021/5/12 – 共同通信
個人にできる感染予防方法は今までと変わりません。今までより念入りに、基本的な感染予防策を徹底するしかありません。そしてワクチンを積極的に接種する。
- 不織布マスクの着用(二重マスクの高齢者がいるかと思えば、ウレタンマスクや鼻出しマスクの若年者がいます。素材は何でもマスクをしてればOKという段階は終わりました。不織布マスクが第一選択肢です)
- ノーマスクでの会話の制限(食事中やカラオケ、喫煙所、更衣室や洗面所などで、マスクを外した会話を必要最小限にすること)。
⇒飲み会・会食・バーベキューなど、飲食が入る交流は、だらだら飲み食いしながら話すのが楽しいものでした。だが、いまはヤメロ。同居家族以外の飲食を控えるが勝ちです。いつまで?ワクチンが国民一回りするまで。 - 手洗い・手指消毒の奨励
- 三密(密閉・密集・密接)回避
- 換気!
- ソーシャル・ディスタンス(人と距離を取る)、です。
都内変異株の発生割合(推移)
東京都内での変異株と従来株の発生割合です。2月21日から5月2日への推移をみたものですが、都内ではもう変異株が67.9%を占めています。完全に置き換わる日も近いでしょう。
東京都福祉保健局>東京iCDCにおける変異株スクリーニング検査について
イベント制限の一部緩和
東京都や兵庫県ではイベント制限の一部が緩和され、本日12日から東京宝塚劇場における星組公演や劇団四季などの演劇系の公演や歌舞伎、寄席等の舞台は再開しました。しかしながら東京都では映画館や美術館、博物館などは休業となっています。感染リスクの有無というよりも人流を抑えるという目的での総合的判断なのか。これについては雑感を別記したいです。
舞台に立つ人たちへ
ノーマスクの状態で話し込むというのが感染リスクが高いと言われているのに、ノーマスクで舞台に立ち、歌い踊る人達に、負けるな、でも休んでもいいんだよという言葉も置いておきたい。逃げるが勝ちという時も確かにあるんだから。
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