- 今日も暑いですね。甲子園球場では高校野球交流試合が行われますが、全国各地で気温35℃以上になる見込みで高温注意情報が出ています。水分と塩分補給、涼しい場所への避難等の熱中症対策を。
お知らせ。以下のような企画が開催されます。終了
演劇人、特に小劇場の演劇人が、それぞれの現場の実情に合わせた感染管理のガイドラインを作成する際の参考になるようにという趣旨だそうです。詳細は主催代表の矢野靖人さんの【note】をどうぞ。ON-PAM – 舞台芸術制作者オープンネットワークの協力を得て開催だそうです。
YouTubeライブで一般にも公開されるそうですので観劇好きも演劇関係者もこの機会に勉強しましょう。坂本史衣先生はSNSでも積極的に情報提供されている感染管理の専門家。私もありがたく拝聴するつもりです。
演劇人のための実践的な感染症対策と、
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shelfで次のような勉強会を企画しました。来週8/19(水)19:00~YouTubeライブで放送いたします。
— shelf (@Theatre_shelf) August 12, 2020
演劇人のための実践的な感染症対策と、危機管理のための勉強会―坂本史衣先生をお招きして―|#note https://t.co/sJkgCYwWuU
雪組公演見合わせ・花組公演中止の延長
雪組梅田芸術劇場メインホール公演の公演見合わせと花組宝塚大劇場公演の公演8月いっぱい中止が発表されました。
宙組梅田芸術劇場メインホール公演『FLYING SAPA』の初日と千秋楽(ライブビューイング)と日本青年館で『刀剣乱舞/灯』を見て、ちょっとずつちょっとずつ新しい日常に馴染んでいけるなら、公演も出来るのかなと思っていた矢先の発表で、ショック大きい。
当事者の花組、雪組梅芸公演組、関係者の皆様もダメージを受けているでしょう。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)は潜伏期間が長い(1日~14日)ため、検査受検後に症状が出たり、検査結果が偽陰性(陽性なのに間違って陰性と判定される)になることがあります。体調の変化には要注意です。体調不良の方達、濃厚接触者の方達は外出を制限し、療養に努めて頂きたいです。
拡大していなければいいなと祈るばかり。こうなってきたら、宝塚歌劇でも舞台上でマウスシールド(透明マスク)を着用することもありです、あり。
- 特定商品によるマウスシールド(透明マスク)による飛沫拡散防止効果を視覚化した映像です。会話程度ならマウスシールドでも飛沫を遮る効果はあるようです。マウスシールドは咳やくしゃみの咳エチケット用マスクではありません。限定的な使用に留めること。
共同生活での感染予防
あと懸念されるのは寮生活を送る宝塚音楽学校生です。
島根県松江市では高校の寮生活で90人近いクラスターが発生しています。東京では家庭内感染が多くなっており、共同生活での感染予防は難しい。
ウイルスが入り込まないようにするには、音高生と現役生との接触も限定が必要かもしれません。
全員マスク着用、物理的・身体的距離を取る(ソーシャル・ディスタンス)。マスクを外すときが要注意。マスクを外したら食事や会話は最低1メートル以上離れる。
手洗い・手指消毒。手洗い前の手指で顔や目・鼻・口を触らない。顔を触る前に手洗いをする。ティッシュ等を使う。接触感染は自分が注意するだけでも回避しやすいんですけどねえ。飛沫は自己努力だけでは避けるのが難しかったり。。。暑いけれど窓を開けるなど換気しましょう。
- 寮クラスター発生に危機感 帰省は禁止・トイレ増設…:朝日新聞デジタル https://www.asahi.com/articles/ASN8C7HQSN8CPTIL02K.html
感染事例が出た場合どうするか
職場内での「1人の陽性(感染)」をどうするか、濃厚接触者は自宅待機を求められるため、ケース・バイ・ケースだと思いますが、一人の感染で公演全て中止となると準備が水泡に帰すことになります。経営も立ち行かなくなる。代役やWキャストなどの対応も検討する必要があるでしょう。
兵庫県立芸術文化センターの「事業概要と新型コロナウイルス感染対策報告書PDF」(2020 年 8 月 7 日 初版) には、感染対策の自己評価として下記のように記されています。
「今後、仮に感染者が見つかったとしても、これだけの対策をした上でのことなので、公演が原因とは考えられない。委縮して公演再開を断念するのではなく、十分検証した上で、そのことを強く訴えることが大切。一人の感染によって公演活動がストップしてしまってはならない」
- 兵庫県立芸術文化センター 心の広場プロジェクト
どんな時も歌、歌、歌!~佐渡裕のオペラで会いましょう
事業概要と新型コロナウイルス感染対策 報告書【PDF】
(2020 年 8 月 7 日 初版)