『RED&BEAR ~クィーンサンシャイン号殺人事件~』
七海ひろきさんの私立探偵REDと西岡德馬さんの刑事BEARがコンビを組み、豪華客船クィーンサンシャイン号で起きた殺人事件に挑む!
ぱんぱかぱーん、七海ひろきさん退団後の初主演作です。
地が、林誠人さんの手堅い原作。
そこに天真みちるのやりたい放題がボコッって突出する。
爆笑で全身が引き攣って苦しくなる。
新感覚のミステリー風味のお笑い、でした。
さすが、天真みちる!!タンバリン芸人!!
途中でタンバリン持って登場してくれることを期待したんですが、不発でした。
本作の会話のテンポの良さや言葉の選び方、畳み掛けるような展開と次の場面へのつなぎの良さは、林誠人原作によるものなんだろうなぁ。地がきっちりと仕上がっていて手堅いです。そこに突如としてテンポを乱す、ホームラン。なんなのアレ。脚色?粉飾?
それをまた演出で盛り盛りにしてます。そんな盛らなくても。笑いがこらえ切れなかったです。笑いすぎて苦しかったイタコ。
科捜研の女のパロディとかうますぎであやしい。林先生の原作『RED&BEAR』が読んでみたい。
RED&BEARのコンビはとても造形が良くて、それを七海ひろきさんと西岡德馬さんが演じるので、2人で浮いてます。目立ちまくり。このコンビはいい!
RED&BEARで、シリーズ化して欲しいくらいですね。カッコいい渋い。
キャストが11人ということで、七海ひろきとオーシャンズ10というネタで終わろうと思います。お前と俺が組んだなら、思いもよらぬ奇跡を起こせる。お前がキングで、俺がジョーカー。←違う作品ですね。スミマセン、コイケセンセイ。
真犯人は一体誰だ!?REDとBEARが事件を追う!
華麗に事件を解決する謎の私立探偵 通称「RED」
いつもトンチンカンな推理で現場を混乱させる刑事「熊田」
そんな正反対な二人がバディを組むことになった!?
超人気バンドのプロモーションクルーズで事件は起こる。
豪華客船という海上の密室で、目的地に着くまでに犯人は見つかるのか?
今まで見たことのない歌とダンスで繰り広げる華麗なるコメディミステリー。
出演
七海ひろき 西岡德馬
佐奈宏紀 近藤頌利 遊馬晃祐 正木郁 三原大樹 新田恵海
堀田 優希 柴 小聖 後藤 夕貴
制作
- 原作:林 誠人
- 脚本:天真 みちる
- 演出:中島 庸介(オフィス上の空/キ上の空論)
- 音楽:遠藤 浩二
- プロデューサー:丹羽多聞アンドリウ(BS-TBS)
- 舞台監督:西川 也寸志(箱馬研究所)
- 美術:田中 敏恵
- 照明・映像:関口 裕二(balance,inc.DESIGN)
- 音響:百合山 真人(エスイーシステム)
- 衣装:鈴木 真育
- ヘアメイク:工藤 聡美
主催・企画・制作: 2020年RED&BEAR製作委員会
(BS-TBS・MIXER・キングレコード・明治座)
池袋サンシャイン劇場