10月25日公開の映画「Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌(サンダーボルトファンタジー セイユウゲンカ)」を見てきました。【公式サイト】
ニトロプラスの虚淵玄氏が原案・脚本・総監修を務め、“霹靂社”が制作した布袋人形による武侠ファンタジー人形劇シリーズ外伝。
去年の今頃、星組は台湾公演で『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』を上演中。テレビでは『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』を放送していて、毎週楽しみにしていたものです。懐かしい。
外伝2は『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2』に登場した浪巫謠(ロウフヨウ)(CV. 西川貴教)を主人公とした物語。
パンフレットの表紙の右下に!ネタバレ注意!と記載されていて、うっかり言及できないので、これは見てきたよ、もう1回見たいっていうだけの記事です。
映像と人形劇の融合に魅入られる
一言でいうと、虚淵さん、天才ですね。
浄化作用が強くて、鑑賞後にめちゃくちゃ機嫌が良くなりました。
西川貴教さんの音楽の異能ぶりも知れます。 主題歌がロックなのにあの台湾の、中華系の、布袋劇の世界観から浮いてない。 歌声が空間を切り開き、カタルシスを引き起こす。
映像と人形劇の融合も見事で魅入られます。
浪巫謠が子どもから青年へと成長する過程の見せ方の斬新さ。鑑賞後に【メイキング映像】のアクション編を見るとその斬新さの裏側が判ります。
浪巫謠がもっと好きになったというか、浪巫謠の物語を、自分の物語として見ることが出来たというのも、最近では珍しい経験でした。ハマります。
PG12だったよ
ただし、映画でしか見ることが出来ない表現が多々あり、ちょっとこれは、小さな子どもは泣くんじゃ…というのもあって、鑑賞後に話題の『ジョーカー(JOKER)』はR15指定だけれど、これはR指定はないの?と思ったら、「PG12」指定でした。子ども連れの親御さんはお気をつけください。
10/25(金)より上映の『Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌』は「PG12」指定となりました🎥👀
※PG12は、12歳未満の方は保護者の助言・指導が必要な映像です。
(親又は保護者の助言・指導があれば、12歳未満の方も観覧できます!)
よろしくお願いいたします‼#サンファン
— サンダーボルトファンタジープロジェクト (@TBF_PR) September 12, 2019
パンフレットに新キャラクター
表紙は若き浪巫謠と新しい登場キャラクターの睦天命(ムツテンメイ)(CV. 東山奈央)。
公式サイトには東離劍遊紀2の前日譚と記載してあるけれど前々日譚くらいの気がします。外伝2と東離劍遊紀2の間にもう1日分くらいエピソードがあるよねって思いましたが、これネタバレ?
『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3』の制作も決定していますが、声優デビューされた七海ひろきさんにもお呼びがかからないでしょうか。どきどき。