ラジオ関西(558KHz)「ビバ!タカラジェンヌ」(月曜20時~20時30分)で(星組)七海ひろきさん出演回(1月7日)があり、スカイステージのタカラヅカニュースで、星組パネルクイズ、89期のICHIGO ICHIE リターンズ、公演突撃インタビューがあり、七海ひろき情報が一気に出ましたね。
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どこでも「退団させて頂きます」と宣言するので、おのれ何回退団という言葉を聞かせるんじゃと思ったのですが、朝日新聞のインタビュー記事が出ました。思いっきり退団前特集です。そうか、結婚の予定って記事にならなくても聞かれているんだなって思いました。トップさんで聞かれなくてムッとした方がいたようないなかったような、なので聞いておくほうが無難なんでしょうか‥よくわからぬ。
男役16年、七海ひろき退団へ「今の姿で終わりたい」
朝日新聞デジタル(尾崎千裕
1月25(金)夕刊の「月刊タカラヅカ」に短縮版を掲載予定だそうです。
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#星組 #七海ひろき さんのロングインタビュー。フィナーレの羽根から取材時の格好良いポーズまで写真11枚あります。ファンへの思いから言葉をつまらせる場面も。「すごく濃かった」#紅ゆずる さんとの4年についても印象的な言葉が続きます。無料登録で全文読めます。ぜひ(OC)https://t.co/ufz5OL0D01
— 朝日新聞大阪芸能班 (@asahi_Ogeinou) 2019年1月11日
【こぼれ話】恒例の結婚についての質問に「全く考えてません」とバッサリ。「自立したいんですよね、すごく。誰かに養ってもらうとかいう考えが小学校ぐらいからない。誰かを幸せにしたいとは思うんですけど」「集合日にネタにしたけど、誰も信じてくれなかった」 #七海ひろきhttps://t.co/ufz5OL0D01
— 朝日新聞大阪芸能班 (@asahi_Ogeinou) 2019年1月11日
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東京宝塚劇場公演の千秋楽となる3月24日で、16年の宝塚人生に別れを告げる。
3月末で退団というのはキリがいい。音楽学校2年を足すと18年間のタカラヅカ人生ですね。
七海ひろきさんの退団というのは、紅ゆずるさんがトップに就いた『THE SCARLET PIMPERNEL』(2017年3月)あたりから意識していました。毎公演が勝負と思っていましたね実は。
『燃ゆる風』(2017年1月)の主演が楽しかったので、主演はまたやりたいとお茶会で言ってくれて、それがあると(私は)思い残すことはないのになぁと思っていました。
去年は「実質主演」と言われたヅカ版サンファンの殤不患役が大好評で、ビバ!タカ1月7日回でも「誰が見てもカッコいい役」として、ひろきさんの満足度も高かったようです。ですが私は「誰が見てもカッコいい男というのは半兵衛様もそうだったよ」とジタバタし、「去年はジャン大公も喜六はんもとてもカッコよかったよ!」と一人でつぶやいておりましたが、本記事でひろきさんもサンファン以外の役に触れてくれたので、私は満足です。
ひろきさんは2015年4月21日付で宙組から星組へ組替えでしたが、組み替えが発表された時に、私は「みっさま(北翔海莉)も一緒だし、まさこさん(十輝いりす)もいるし」と思ったのですが、同時に”あの”『眠らない男・ナポレオン —愛と栄光の涯に—』とレジェンド柚希礼音と夢咲ねね退団作の後か!という懸念はありました。
柚希礼音・夢咲ねねの退団公演は、ひろきさんは組替後から5月10日の東京公演千秋楽まではお手伝いに行けたと思うのですが(ねねちゃんは同期だし)、星組の雰囲気にビビらないかなぁと思ったりしていました。『眠らない男』以降の星組のテンションの高さときたら!!
みっさまも落下傘で星組トップスターに就くわけですが、5組回ったツワモノで、『眠らない男』にも出演していたから、あの時の星組の体験を組子と共有できるだろうけれど、でもね宙組からの新参者はね。
組み替え決定後の出演作は、宙組7代目トップスター・まぁ様(朝夏まなと)のプレお披露目公演『TOP HAT』。これは2番手格の出演で同期のせーこ様(純矢ちとせ)との夫婦役。よしよし好調。組み替え直後の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は、星組2番手の紅さんとの共演でポスターにも出してもらえた。紅さんはまぁ様とちーさま(蓮水ゆうや)の同期88期で89期とは本科予科というのと、私は紅さんのお芝居が好きだったので、共演は嬉しかったです。『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』は私も大好きな作品で、著作権の関係で映像化もCS放送もされないのがもったいない。
この2つの出演作での七海ひろきの扱いは安心材料だったけれど、やっぱり本人の心中はいかばかりかというのはあって、私は入出に足を運ぶようになったのでした。
宙組とはカラーが違う星組で、芝居やショーの流儀も違ったろうし、組み替えした当初は苦労したんじゃないかと思います。宙組では「あざらしかいちゃん」で、私の認識も、かわいい成分のほうがカッコいい成分より多かった(7:3くらいか)。同期の壱城あずささんが居てくれたのは大きかったんでしょうけれど、星組っ子を自分のペースに巻き込みんで「ひろきのお兄様」という新しいポジションを築きながら、自分も星組流を学んで合わせていった。
みっさまが3作で退団。その退団公演の『桜華に舞え-SAMURAI The FINAL-』東京公演千秋楽(2016年11月20日)。私は、専科の美城れんさんのフェアウェルに参加して、ここから気が抜けないと思ってました。上級生が退団し、下級生が成長してくるというのが宝塚歌劇のパワーあふれる公演を支える秘訣でもあり、紅さん以上は組長と副組長という体制だと、いつその日が来てもおかしくない。Brilliant Dreams +NEXTも2016年12月で終わり、2017年1月に主演作って。
『THE SCARLET PIMPERNEL』で、紅さんと琴ちゃん(礼真琴)、あーちゃん(綺咲愛里)とのお芝居は楽しいようだったし、紅さんが可愛がってくれているので、紅さんの退団まで一緒に居てくれないかなと思っていました。朝日新聞のインタビューには「紅ゆずるとの濃い4年」「まこっちゃん(礼)とは、お互い切磋琢磨」とあって、星組で良かったなぁと思います。
壱城さんの『ベルリン、わが愛』 『Bouquet de TAKARAZUKA』(2017年)での退団が発表された時も、その影響を心配しました。毎公演勝負だったなぁ。宝塚が大好きで男役も大好きな人なので、専科に行ってとか主演をやってとかお手紙には書きました。
公演ごとに新鮮な感動を与えてくれる芝居の人で、頂く役も幅広いけれど、役作りも合わせて変えてナチュラルに作ってくる。芝居にかける情熱はアツアツで、役も熱くて愛が深い。星組に来てからメイク・スキルも向上して見せ方も美しくなり、毎回カッコよくてカッコよくて、男役10年(研10以上)の真実を、七海ひろきから学びましたね。
去年はディナーショーまであって有難かった。DSが発表される直前に三木先生にお目にかかりましたが、ご機嫌で退団の餞という感じではなかったので、決めたのはサンファン公演以降くらい??そのうちMemories of 七海ひろき(放送日時:02月21日 22:45、02月27日 12:45)か何かで知れるでしょう。
御本人は「卒業後の進路はまだ何も決めていない」そうなので、ひとまず3月24日の東京公演千秋楽まで応援していくことを自分自身と七海ひろきに誓っておきます。