1か月ぶり。2月は1回しか更新していない。何をしていたのかというと、平日は仕事をして、週末は中日劇場に遠征して星組公演を観て、合間に星組ジバゴ@DC公演と月組大劇場公演を観ていました。あ、雪組東宝千秋楽LVも観た。
星組のうたかたの恋は、ポスターが衝撃的でした。
青を基調とする色使い。目を見開いてベッドに横たわるマリー(綺咲愛里)。マリーの手を取って沈鬱な表情を浮かべるルドルフ(紅ゆずる)。マリーの横に置かれた赤い薔薇が色を添える。
これはルドルフがマリーの命を絶った直後では。
この17歳の少女の遺体は、皇太子の寝室からあわただしく運びだされ、近くにある小さな暗い部屋のベッドの上に投げ出された。両目は開いたままで、口も半ば開き、血の塊が付着している。遺体は死後少なくとも38時間、こうした残酷な姿のままで放置されたのである。
(『「うたかたの恋」の真実』,仲晃,青灯社,p.197)
誰の発案か知らないですが、ルドルフの苦しみと悲しみが色濃く浮かび上がり、真っ直ぐに前を向いて観る者に問いかける。
「なぜ私たちは死を選ばなければならなかったのか」。
そそられた。ちなみに過去のポスターは【阪急文化アーカイブズ】で検索するか、【Google画像検索】
配役が発表になると、かいちゃん(七海 ひろき)がジャン・サルヴァドル大公!まぁ様(朝夏まなと)のジャンは大好きでした。そりゃ、通うよね。中日劇場公演もこれで最終ということで、通うよ。
生の舞台は宙組全国ツアー公演しか観ていないし、DVDも宙組しか持ってないので当然に比較は宙組版になるけれども、見劣りしない配役だよね。
かちゃ(凪七 瑠海)のフリードリヒ公爵は緒月遠麻さんの役だったし、ブラッドフィッシュはまっぷー(松風輝)が、れんた(如月連)に。これは良い。ロシェックがひーろー(ひろ香 祐)!これはすっしーさん(寿つかさ)が美味しくしていた役だったから、ひーろーはがんばれ。おいしくなる役だ!
ジャン大公の恋人ミリーははるこちゃん(音波みのり)。はるこちゃんは華やかだから、かいちゃんと合うと思います。よきかな。ルドルフの妃ステファニーは星蘭 ひとみ。ステファニーは難しい役だから、星蘭ちゃんもがんばれ!
ということで迎えたMY初日は2月4日でした。